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奈良の草むらでウクレレを弾いた

昨日の奈良県葛城市
「ほっこり村」さんでのライブ、
お客さんも少ないし、
ライブ配信でもしようかな・・・
と思ったけど、
やめといた。

僕は現代の「ライブ配信」ってやつに
音楽をお届けしたい想いに於いて
とても肯定的なんだけど、
肯定的が故に、
実際、会場に来るお客さんと共に
響かせる「ライブ」を
"中継"しても
意味ないよなぁ〜
っていう。

かといって、
ライブ配信で、
チャットに応えたりする、
親密な「ホスト」みたいのも
やりたいわけではなく。

そう。

僕は、
「独り」のときに
独りの場所でウクレレを弾いて
とても至福になるときが
多々あります。

あの瞬間を
どうにか僕以外の人にお届けしようと
MDに自然音を録音して
ライブハウスで流してもらって
それをバックに演奏する。
なんていう
涙ぐましい努力もしていました。

昨日のライブは、うん、
昨日だけのもの。

今日は今日で、
相方さんの実家の奈良に、
心地好い草むらと
陽だまりと、天気を見つけて、
3曲続けて弾いて歌って
録画して、youtubeにupして、
こうしてnote読んでくれてる人に
お届けしようと想いました。

昨日のライブの始めに歌った2曲
「春風」「ビスケット」と、
ウクレレで弾き方って
誰かに聴いてもらうのは初めてかもしんない、
「肉体」という曲。

ところどころ、
リズムを見失ったり、
コード進行を見失ったりしていますが、
消えモノとして聴いてくださったら
嬉しいです。

聴けば聴くほど効いてくる
丁寧な音源は、
のちほどupしていきますんで。

昨日の朝、完成させたんで!
またnote書きます。


2023.01.28完成「なおゆきくん」6曲入り

*************

①「春風」は
まさにこんな、
寒い早春の陽だまりで
ポツンと独り、居るかんじ。

23〜4歳くらいの時から歌ってるけど
かなり僕の詩、音楽、人生の
原風景だな。

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②「ビスケット」は
「春風」より、もう少し若い
22〜23歳の頃に出来た曲です。

「春風」より、
まだ現実受け入れきれてない
トンがった詩ですね♪

でも、今でも変わらず
歌い続けたい「想い」なのです。

悴んだ手は
やっぱり
暖められたらいいよね。

家を出たまま帰れない人
家から一歩も出られない人
みんなはそれぞれの場所で
それぞれの空
見上げてんだ

まるで何にもなかったみたいだね

ビスケット

この想いが「大切」です。

この詩を創った
2002年頃より、
きっとこんな想いをしている人は
日本で、絶大に増えていると、
世相を見て感じます。

独り、行き詰まってる人が
たくさん・・・

「独りぼっち」の人が
「たくさん」いるって、
なんとも不思議なパラドックスですね。

鳩の群れ
気づかないけど
もう戦争は終わっていたんだよ

ビスケット

そうか、もう戦争は終わったんか!
よかったじゃねーか。
日本は今、戦争してないから、
戦場で僕らは死ぬ心配なくなった。

ここなら大丈夫。

本当に大丈夫?

・・・・本当に
あの、若き日々の「僕」は
リアルにもがく人だったな。

今ほど悟れてもいないし、
理解もできていない。

道理も真理もわかってない。

いわゆる「何か」
という名詞に収められてなんか
いなかった。

あの頃の「想い」のまま
「今」の僕で
歌い続けていきたい。

そんな詩です。

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③「肉体」
これは2008年頃から
タイコを叩いて歌っている詩です。

これをウクレレでも歌えるように
リフをアレンジしました。

最後の最後に宣る

無罪! 有罪! 存在!

肉体

という歌詞に
総てが詰まっています。

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関西へ来て、
2/7まで居る予定ですが
予定している「ライブ」は
昨日のほっこり村さん1本。

舞台が有ろうが無かろうが、
歌うと、歌の通りに存在する「僕」です。

今後とも、
インターネットに「記録」するように
歌ったりもします。

でも、また、
実在のみなさんと、
在りたい詩の僕、として
ライブの機会を増やし、
響きあっていけたら
うれしいな。

と想っています。

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ニーズを汲んで、
「自分」を変容させる修行には
飽きました。

いろんな小手先覚えても、
イイトコロに行ける保証はない。

それより、
今、僕、ここで
成りたい自分を創るから、
そこに「世」がいつか
一致したらいいな。

いつか叶うその日まで、
「自分」使って声をしっかり聞いて、
この「身」と「世」を
響き合わせていこうと
想っています。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。