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夢のような現実から 現実のような夢へ

からのつづき・・・

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大冒険の末、
新代田のアパートに帰りました。

そのまま夢を見ました。

夢って、
しっかり覚えていると、
それはひとつの経験ですよね?

逆に言えば
現実も過ぎてしまえば
幻みたいなもんですね。

ここらへんの感覚は
ずっと僕の詩に反映されているなぁ。

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夢です。夢を見てます。

僕は千葉の稲毛の浜的な
人工的な海岸沿いを歩いています。

なんか、とても好みの女性と
歩いていた気がします。

出店が1件、
たしかサザエの壺焼きかなんかを売ってました。

彼女と歩きます。
ひたすら歩きます。

白み始めた朝のような空気感でした。
静かで、Doorsの音楽が聴こえてきそうな。

そこに突然、
道端に潰れた人が現れます。

僕は動揺します。
助けるのか?
何とかできるのか?

うごめいている・・・
生きている。

しかし、
彼女を見ると、
まるでその人は
視界に入っていないみたいで
平然としています。

道行く人も気づかないみたい。

そこで気を取り直して、
そんな人はいなかった。
ということにして
散歩を続けます。

潰れていたけど
普通の人だったのかもしれない。

そのまま彼女と歩き続け、
入ったそこは、なんか
みんなの秘密基地だったような感覚。

そんなマンションの1室で、
誰もいなかったのか、
誰かいたかもしれない。
二人きりで隠れて
そこでエッチなことをしました。

おわり。

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なんか、ツゲ義春の漫画みたいな世界でした。

こんな現実と夢を見た翌朝、
オト」を書きました。

当時の僕は
もっと暗く、寂しい人だったので、
最後の歌詞は、

「僕を見ていた雲が
僕が見ていた雲が
いつの間にかいなくなっていた」
ではなく、

「この世の中に
寂しくない音なんてあるのでしょうか」
でした。

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代えてよかった。
まだ若くて語彙が足りなかったな。
「寂しい」ってのは主観だからね。

これだけ情景描写に徹して、
最後に感情を吐き出してしまうのは、
当時の僕に諭してあげたい。
(よけいなお世話ですが・・。)

そこで感情バラすと、
本当に言った通りになるよ(笑)

今の僕は
言ったとおりになることを
知っているので、
嘘だろうが本当だろうが
望んだ現実になる言葉を
心がけています。

つづく

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長文になってしまったので
3編に分けています。
つづき↓

オト」含む、
6月完成の6曲、
こちらから聴けます。

ぜひとも聴いてください。↓





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