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田畑と暮らしと詩

2週間前から
田んぼに猪が入られ始めた。

あたり一面、電柵を張ったんだけど
入られる。
小さなうりぼう達だ。

最初のうちは
畔を掘り返して、
ミミズとか食べてたんだろうけど、
だんだん田んぼに入ってきた。
土を掘っくり返すわけじゃないんだけど、
通って稲を倒すんだよね。

最初は倒しただけだったけど、
そのうち倒れた稲を食べ始めている様子。

毎日昼間に田んぼへ行っては
夜にうりぼう達が歩いた道を、
倒された稲を見つけては
立て直す。

毎日、
気がつけば2時間は経っている。

noteを書いてる時間みたいだな(笑)。

******

なんとかなるんなら
なんとかしたいけど、
どうにもならないんだったら、
こうして稲刈りまで
あと3週間、猪とのいたちごっこを
続けるか・・・。

*****

どうにかしたいけど、
どうにもならない現実がある。

米なんて、
スーパーで買えばいいじゃん。
って現実も知っている。

もっと仲間で話し合って、
お金や重機や人手を使って、
どうにか出来るのかもしれない。

*****

でも、
この現実が心地好い。

クタクタだし、
やりたい音楽が
満足に出来なくて、
発狂しそうだけど、

此の現実が心地好い。

*****

この苦労に
いくらくらいの価値を
付けられるだろうか?

この苦労を使って、
どんなブランディングしようか?

*****

スマホは置いて
出て来てしまった。

時間を忘れ、予定も忘れ、
我をも忘れ、稲を立てる。

我にかえる。

しんどい!

*****

稲刈りまであと3週間。

他の場所へ行けば
他の顔をする。

みんな、それぞれの現実を生きている。

*****

頼まれごとに応えながら、
暮らす正当性(田畑、家事、育児等)を優先させながら
noteを綴りながら・・・

音楽を・・
音を奏でよう。
詩を唄おう!
と、

心の中で呟いたり、
叫んだりしている日々です。

追伸:
表紙の写真は2022年の9/19の写真。
2年前も同じような経験をして、
苦労を忘れて繰り返してます。

その後のこれ!

2022.10.16

見ると、苦労忘れて清々しいね!

本当に
全てが
有り難い日々です。

こうして、なんとか、
音楽続けてる日々も、
有り難いことです。

…命で生きる暮らし、詩を、
「経済」なんかに振り回されてたまるか!
と、
個人的に
強く想うのです。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。