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DSCL METHOD CARDS 「VISION & MISSION -目的共有-」 #02

平野 友規

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Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014

WHAT:このメソッドは何?

VISION & MISSIONとは、プロジェクトの目的を文字で書き、プロジェクトメンバーと共有することです。メンバーの目線を合わせるために、目的を見える化し、プロジェクトの迷走を避けます。

WHY:何のために?

・プロジェクトの目的を見失わないようにするため

HOW:どうやるの?

1:「なぜ」プロジェクトをやるのか?、そのプロジェクトによって「なに」が生まれるのか?、「どうやって」プロジェクトを進めるのか?、を文字で端的に書く
2:それを紙などに書き、みんなが見えるようにする
3:毎日、それを見直し、間違っていれば更新する

解説

「VISION & MISSION -目的共有-」は、プロジェクトが進行していく中で、疑義が生じた際に立ち止まり、プロジェクトに関わるメンバーの認識を揃えることができます。目的と手段は相対関係であり、プロジェクトが迷走している場合、手段が目的化している場合が多いです。そのような状態をさけるために、目的を明文化し、視覚化して(文字で表現して)、常に目に触れさせることが大切です。

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目的と手段の関係

プロジェクトルームやプロジェクトウォールがある場合は、そこに掲示することをオススメします。また、そのような壁面がない場合は、定例時に使用するスライドの冒頭ページに掲載することで補うことができます。
大切なことは、メンバー全員が、そこに記載されている内容が共通言語になることです。そうすることで、日々の仕事でその言葉が「ツール」として使用されます。

また、今、プロジェクトで起きていることに確信を持ち、目的で掲げたことにズレやギャップを感じた場合は、メンバーで話し合い、目的をアップデートしていくことも大切です。必要に応じて、「納品物」や「ビジョン」を付け足すこともあります。記載するポイントは以下となります。

「なぜ」プロジェクトをやるのか?
👉クライアントから依頼されたから、ではなく、ビジネス課題やユーザ課題を書く。

そのプロジェクトによって「なに」が生まれるのか?
👉 納品物ではなく、対象に起こる体験を書く。

「どうやって」プロジェクトを進めるのか?
👉プロジェクトの進め方を書く。

このプロジェクトの「納品物」はなにか?
👉プロジェクト終了後に出現している目に見えるモノを書く。

私たちがつくりたい「世界の姿(ビジョン)」はどんな物語りか?
👉プロジェクト終了後に立ち現れる、理想の世界を書く。

※すべて、難しい言葉ではなく、誰にでも分かる言葉で端的に書くことが大切なポイントです。

同じような効果がある手法に「ゴールデンサークル理論(cf.Simon Sinek)」や、アジャイル開発で使われる「インセプションデッキ(cf. Robin Gibson, Jonathan Rasmusson)」があります。

参考事例

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DSCL METHOD CARDSについて

DSCL METHOD CARDSは「デザインおばけ」が解説する、誰もがデザインの力を使えるようになることを目指したメソッドカードです。メソッドを読んで学ぶのではなく、絵で見て楽しんで、その意図を掴む。その見立ての役割として「デザインおばけ」が存在します。

DSCL METHOD CARDSは、何をするべきか(Doing)を1コマで描き、直感的に伝えます。「私でもできるかも」と感じ、「やってみたい」から出発する、デザインの道しるべです。

イラスト:大竹沙織(https://twitter.com/otakesaori)
文章:平野友規(https://twitter.com/hiranotomoki)
企画・制作:株式会社デスケル(https://dscl.jp/)


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平野 友規

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