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DSCL METHOD CARDS 「DESKTOP RESEARCH -二次情報-」 #05

平野 友規

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Cf. 6C MODEL:DESIGN SCHOOL KOLDING, 2014

WHAT:このメソッドは何?

「DESKTOP RESEARCH -二次情報-」とは、過去の成功事例や競合事例、業界本やその道のプロが書いた本を調べたり、読んだりすることです。限られた時間の中で効率よく情報を得ることができます。

WHY:何のために?

・てっとり早く、その領域の情報を把握するため

HOW:どうやるの?

1:調査キーワードを決める
2:Googleで検索する。本屋で関連するコーナーに行く。論文を探す
3:読み、気になったところを抜粋して、スライドにまとめる

解説

「DESKTOP RESEARCH -二次情報-」は、プロジェクトが始まった時にそのプロジェクトに関する知識を一気に高めることに役立ちます。クライアントワークの場合、その領域に関する知識が一般的なレベル、またはゼロレベルからスタートすることが通例です。知識レベルを上げないと、話し合いの場で共通言語がつくりにくく、また、その道に関する知識創造の車輪の再発明をする可能性が高くなります。「DESKTOP RESEARCH -二次情報-」をすることで、最低限の知識を一気に取り入れ、プロジェクトの生産性を高めることができます。

僕のオススメのデスクトップリサーチのやり方は、本屋さんに行くことです。調査キーワードが決まり、例えば「中国市場の今後」「未来のテクノロジー」だった場合、紀伊國屋書店などに足を運び、その言葉に関連しそうな本を探します。本屋さんの場合、本棚やコーナーになっていますので、リニアな(線形な)探索ではなく、面として探索できるので、一度に取得できる情報量が多いことが特徴です。気になった本は、目次を眺め、関連度が高いところの章を立ち読みし、使えそうだったら、購入します。これを繰り返すことで、基礎知識は一気に高まります。

もちろん、Googleで調べることも可能ですが、出典先が不明瞭なものも多く、素人が書いたものなのか、専門家の方が書いた記事なのか、アナリストが書いた記事なのか、判断できない可能性が高いことが多いです。もし、Googleといったオンライン検索の手段でデスクトップリサーチをしたい場合は、手前味噌ですが、SPEEDAをつかって、経済情報誌のみをメディア対象にして、キーワード検索をしたり、NewsPicksで関連した記事を読むことで効率よく情報を取得できます。

また、関連する業界団体を調べ、そこが発行しているレポートや定量データを見ることも、出典先が明確な2次情報となります。もちろん、経済産業省が代表する関係省庁が発行している資料も同様です。

必要であれば、その本を執筆した方にお会いし、有識者インタビューをすることで、その領域に関する最新の動向や情報も得ることができます。多くの場合、そういった有識者の方とのコネクションがなく、お会いすることが難しい場合もあります。なにもコネクションがない場合は、以下のようなサービスをつかって、その道のプロと出会うことも可能です。

ビザスク
https://visasq.co.jp/service

ミーミル
https://expert-research-mimir.com/

DSCL METHOD CARDSについて

DSCL METHOD CARDSは「デザインおばけ」が解説する、誰もがデザインの力を使えるようになることを目指したメソッドカードです。メソッドを読んで学ぶのではなく、絵で見て楽しんで、その意図を掴む。その見立ての役割として「デザインおばけ」が存在します。

DSCL METHOD CARDSは、何をするべきか(Doing)を1コマで描き、直感的に伝えます。「私でもできるかも」と感じ、「やってみたい」から出発する、デザインの道しるべです。

リサーチ・文章:平野友規
https://twitter.com/hiranotomoki

企画・イラスト:大竹沙織
https://twitter.com/otakesaori

制作:株式会社デスケル
https://dscl.jp/
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平野 友規

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