滝の水は山のくぼみにあらわれて空ひきおろしざまに落下す

私は、熊野・那智山系妙法山に、隠遁・林住しています。
松岡正剛の千夜千冊の627夜で、歌人・上田三四二が、那智の滝を歌っているのを知り、滝に会いに行きました。車で、5分程。
 上田三四二氏は、兵庫県出身、1923年生まれ、京大を卒業し、結核専門の内科医でした。自身、1923年と1983年に大病を経験し、それが作品に反映されています。
 著書「この世 この生」-西行・良寛・明恵・道元ーの題名に魅かれて、読み始めました。(地元の図書館では、詩・文学の棚ではなく、仏教の棚に置かれていました。
 瀧の水は 山のくぼみにあらわれて 空ひきおろしざまに 落下す
2020.4.7撮影

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