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言葉にならないこの人生あなたは優しく抱きしめた
この世界で起きている出来事は、全て「唯一的」な出来事です。同時に、ある出来事と別の出来事には、「類似性」を見つけることができます。 私たちが使う「ことば」は、この「唯一性」と「類似性」を基に作られています。 例えば、ある国際的な集まりで、「日本語を話せる」という類似性から、「日本人枠」を作ったとします。そこには、ドイツ語しか話せない人は、参加しないでしょう。実際の日本人枠のメンバー同士を見てみると、そこには、九州弁を話す人、大阪弁を話す人、青森弁を話す人がいたりします。 (差異性と階層性)(クラスとメンバー)(クラスとメタクラス) このように、「ことば」は、世界で実際起きていること全てに、対応しているのではありません。 この「ことば」のお陰で、私たちは文明を発達させてきました。パソコンが、この世に存在するのは、私たちが「ことば」を使える動物だからです。 同時に、「ことば」は、錯覚も生み出してきました。「我思うゆえに、我あり」と、デカルトさんはいいましたが、「名詞」を使っているうちに、あたかもそこに「世界から独立した、主体・実体」があるかのように、勘違いします。 「林檎」も「虹」も、「時間・過去現在未来」も、「疎外」も、「自然」も、「私」も、それのみでは、この世に存在していません。 (要素論と全体論)(要素還元論と世界内存在) 人間の大きな課題「死」という言葉も、実際に起きている出来事に、全て対応している訳ではありません。 「言葉にならないこの人生、それでも言葉に託して歌う。」 学び、問いながら。 問うことを、学びながら。
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放送禁止歌
「放送禁止歌」 作・阪口圭一 NPO熊野みんなの家 放送禁止になりそうな表現が、含まれていますので、気になる人は、耳と目を塞いで下さい。 66歳になって、電子ピアノを独学で始めて、約600日。一ヵ所も間違えないように弾くのではなく、間違ったら、それを経過音にしてしまう弾き方をしたいと思っています。楽々ピアノ。 ピアノだけでなく、人間の暮らし全般、たった一度きりの経過音でいっぱいのように思います。過ぎたことを、いつまでも気にしていたら、動けなくなります。 その点、ミーコさんは、私の師匠です。分類上は「猫」かもしれませんが、わたしもミーコさんも、宇宙が観ている「夢」のひとつだと思っています。 一緒に、素敵な夢観ましょ。
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抗重力筋? いえ、肯重力筋。 人生も又。
いわゆる「本能」の例として、食欲、睡眠欲、性欲とか言われるけど、幼児を見ていると、「たつ」ことも、<内から駆り立てられる>うねりのように感じます。目的をもって、どこかに向かって、歩く以前に、「たつ」こと自体(緊張と弛緩・生と死)が、楽しくて、快感。 その時、筋肉は、重力に抗う「抗重力筋」ではなく、重力に寄り添う「肯重力筋」。「抗」か「肯」かで、その後の人生が大きく変わります。学校や一般常識では、「頑張れ、頑張れ、生きろ」という「抗」かな。「肯」だと、「遊べ、遊べ、遊びから、新しい動きが生まれる。」 ピアノの鍵盤のタッチにも「抗」と「肯」があることを、最近知りました。