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社員旅行は必要なのか?

先月、今月と顧問先企業の社員旅行に参加しました。
コロナになってからは忘年会などの飲み会と共に“無くなって良かった無駄な社内イベント”の一つとして扱われていましたが、ここ最近そのような“無くなって良かった無駄な社内イベント”が増えてきたように感じます。

なぜそうなのか?それは多くの企業で必要性に気付いたからだと思います。コロナ発生当初の自粛期間中はテレワークが中心になり、出社する機会が減りました。製造業や建設業などの現場職は別として事務職の多くは、テレワークでもそれほど問題なく業務ができ、そもそも出社すること自体不要だったのでは?という風潮になりました。
しかし、コロナ禍が長期化するにつれ出社しないことの弊害を感じる会社が多くなり、徐々に出社の機会が増えてきたと思います。

出社と同様に、無くなったことでじわじわと悪影響が出てきたのが社内の飲み会や社員旅行です。そのもの自体は大して生産的なものではないような印象を受けますが、飲み会や社員旅行を通じて人間関係や組織としての一体感が醸成されます。社員旅行の懇親会で一緒に飲むだけで、日常業務でも心の距離がぐっと縮まるものです。コロナ禍でそのような交流が無くなったことで気が付くと部門間の交流が減り、組織の縦割り感が強くなったという話をよく聞きます。社員旅行がしたいと言うと“ただ遊んで飲みたいだけ”と思われるかもしれませんが、それ相応の効果があると思います。

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