見出し画像

後悔しない朝食ビュッフェの使い方

仕事柄出張が多く、ビジネスホテルに年間100泊以上宿泊しています。夜は元々会食が多いため、自宅でも出張先でも朝食はプレーンヨーグルトのみ食べることが習慣になっています。
しかし、「和を以て貴しとなす」ことを重視する性格であるため、経営合宿や家族旅行の際にはホテルの朝食ビュッフェを利用します。そんな朝食ビュッフェを利用する際に意識していることは大局的・長期的な視点で見ることです。

家族で旅行をしてリゾートホテルのビュッフェに行くと、入口から目を引く美味しそうなメニューが並んでいます。近視眼的・短期的視点を持っている妻を見ていると、序盤からハイペースにメニューを盛り付け、全体の半分の進捗でトレイのお皿が一杯になっています。しかし、後半の行程には実はもっと好きなメニューがあることもあり、前半に多く取ってしまったことをいつも後悔しています。しかし、せっかくのビュッフェということもあり前半のメニューを完食し、頑張って後半のお気に入りメニューも取りに行き完食します。朝の時点では食べ過ぎた感も見られますが、元は取ったという満足感が伺えます。
しかし、その反動がくるのがランチです。我が家は食を重視する価値観なので、ランチもそれなりに良い店に行きます。更にいうとせっかちで待つことが嫌いな私は開店直後の早い時間に行くことがほとんどです。元々妻は朝食をそんなに沢山食べるタイプではないのに、必要以上の朝食を食べ、早い時間にランチに行ったら当たり前ですがお腹が空いていません。当日の目玉の一つであるランチを不十分なコンディションで食べることになり、しばしば大きな後悔をしています。

このような後悔をしないように私は子供たちに大局的・長期的な視点をもって朝食ビュッフェを利用するように教育しています。まず会場についたらトレイを取らず列にも並ばす、会場全体のメニューを確認させます。そしてその中から本当に食べたいものを選ばせます。更にその日のランチに何を食べるのか考えた上で量を決めるように指導します。豪華なランチを食べることもあれば、時短のために車の中でコンビニご飯を食べることもあります。そのようにお昼のことも考えた上でどの程度の量を食べるか考えさせるようにします。
このような視点を持つことで後悔せずに朝食ビュッフェを楽しむことができます。

「そんな難しいこと考えて朝食食べたくない」と思われるかもしれませんが、日々の生活も合理的に考えることでより楽しめるはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?