kindleのベストな出版日は? 目的別に解説
kindle編集者・Webライターのヒラノです!
今日はKindleの最適な出版日について解説します。先日、こんなツイートをしました!
出版日に悩む人は多いので、僕の出版・編集経験を基に、ベストな出版日をご提案します!
■前提 無料キャンペーンとは?
僕がクライアント様に出版日をご提案するときは、主に「無料キャンペーンの有無」で決めています。
一般的に新商品は販売直後が一番売れますよね。本は出版直後が最も読まれやすいので、クライアント様の目的を達成するために無料キャンペーンのメリットが当てはまるか確認しています。
もちろん「無料」キャンペーンなので、何冊ダウンロードされても印税は期待できませんが、タダで配れる書籍の後ろに「何かしらの利益がある人」は無料キャンペーンを打ったほうが得です。
また、本棚に残るのがイヤで、Amazonの読み放題サービス(Kindle Unlimited)で読む人もいるため「既読ページごと」に印税が入るかもしれません(1ページ約0.5円)。
まとめると、新刊の印税を犠牲に得られるメリットが「ある」か「ない」かが、無料キャンペーンを使うかの判断と、出版日決定の目安になります。
無料キャンペーンを打つなら「水曜日」に出版
原稿が完成した直後に出版、無料キャンペーン打ちたいなら、水曜日がオススメです。
Amazonが商品ページを作ったり、カテゴリーを設定したりするのに約1日かかります。
ですので、出版翌日の木曜日はカテゴリーの調査・設定・申請する日。金曜日は万全な状態で無料キャンペーンを打てます!
大型連休がない月でも、一定数のダウンロードが見込める。僕もよくやる安定択。ライバルもいるため、そのときの運や個人の影響力にも左右されるものの、初出版であればご祝儀でダウンロード数が多い印象です。
とはいえ「カテゴリーの調査と設定? なにそれ?」と思う人もいるでしょう。
字面で説明しにくいので、自力でググっていただくか、僕にご依頼をいただければ!
僕のKindle編集案件では、無料キャンペーン中のカテゴリー1位率は「100%」です!
以下のサービスより「見積り・カスタマイズの相談をする」をご選択ください。有料オプションの金額でお見積差し上げます。
無料キャンペーンを打たないなら「週末」に出版
できれば週末に出版してください! 出版後にSNSで告知がベストかと。
ですが、週末まで待てず機会損失がイヤであれば、いますぐ出版しましょう!
自己表現が目的で、すぐに読者に届けたい人はいつ出版してもOKです!
ですが、レビューや星が付いていない本は読まれにくい傾向があるため、できれば無料キャンペーン設定して、友人知人などに読んでもらうといいでしょう。
ベストセラーを狙うなら「翌週金曜日」に出版
ベストセラーを狙うのであれば「予約注文」を設定し、出版日は翌週の金曜や大型連休前に設定しましょう。
出版まで猶予があると、販促して予約注文が入るため、ベストセラーが取りやすいです。
予約注文が入ると、出版前にAmazonがカテゴリー設定します。ですので、出版日当日~前日までにカテゴリーの調査・設定・申請をしてください。
予約注文数によっては、出版即ベストセラーも起こります(笑)
※予約注文の注意点
原稿は出版の3日前までに入稿しなければペナルティが発生します(予約注文が1年間利用できなくなる)。
つまり、3日前から原稿の差し替えができなくなるため、誤字脱字や表現のチェックは超重要。出版日14時以降に差し替えや、設定の変更ができます。
まとめ
目的別の出版日についてお伝えしました。サッとまとめると以下の通ります。
今回は以上です!
「読まれるKindleにする実例付き改善案」も公開しています。こちらもご確認いただければ!