Kindle出版のテーマに過去のトラウマをすすめる理由とは?
Kindle編集者・Webライターのヒラノです!
今日は「どうしてKindle出版のテーマは失敗談やトラウマをすすめるのか」という話です。
とはいえ「失敗談ははずかしい」「黒歴史として葬り去りたい」って思う人もいるでしょう。
ですが、結論から言うと「だれにも言いたくないトラウマ」こそ読者が知りたい情報ってことです。
実例を交えてお伝えするので、Kindle出版経験者もはじめて執筆する人もヒントになりますよ。
読者は修羅場の真っ最中
一番言いたいことは「あなたが経験したトラウマや修羅場は、他の人も直面している問題」ということ。
ですが、人生や時に命すら左右する状況なのに「解決の糸口がわからない!」って人は大勢います。
たとえば読者の悩みの例を挙げてみましょう。
ですが、上記の体験を克服、または割り切れるようになった人もいるでしょう。で、あればそうした経験談をテーマにKindleを作れます。
手前味噌で恐縮ですが、ぼくが直近で出版したKindleも「いま現在、適応障害やうつ病で悩んでいる社会人」に向けた本です。
特に4月の新年度に入り、新しい職場や慣れない環境でメンタルが少しずつ消耗する人は必ずいますよね。
なんなら、5月のゴールデンウイークの終わり際には「会社に行きたくない」って思う人も少なくないはず。
いわゆる「5月病」とも呼ばれますが、実際にぼくは高卒で入社した職場を1か月で辞めて、数か月間ひきこもりになりました。
新年度に限らず、令和の時代にもかかわらず、パワハラにあったり圧迫面接で退職を促されたりした人もいるでしょう。
つまり、ぼくの場合は過去のトラウマである、うつ病や適応障害の経験が読者のヒントになるわけです。
同じ理屈で、あなたも修羅場を乗り越えた経験はありませんか?
まとめ
悩みの大小や母数に関わりなく、あなたの経験を知りたいって人は必ずいます。
なので、まずは自分の経験を箇条書きにしてはどうでしょう? 自分の過去を深掘るのは、執筆のトレーニングにもなりますよ。
とはいえ、トラウマの執筆はメンタルを持っていかれます……。
直近の作品では書いては消してをくり返し、思い起こしては腹痛になり、気が付けば書き上げるまで300時間くらいかかりました……。
みなさんもトラウマレベルの体験談は、仕上がるまで時間がかかるかもしれませんが、かけた時間の熱量だけ原稿に思いがこもりますよ。
体験談の執筆は、こちらを参考にどうぞ。
今日はここまでです。またお会いしましょう!
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