僕の"暇"を誰かに利用されないために。

コンテンツ産業が凄くなるなんて当たり前。
だって、みんな暇になるんだもん。

今、仕事が忙しいのは、何かを安く提供するためにワンオペ的な作業が満遍なく増えてるから。

全体としては圧倒的な「暇」になる。
フルタイムの仕事もどんどん減る。
だから「働き方革命」は「少しずつ仕事貰え命令」。30万円もらってた人は、10万円の仕事を3カ所から貰いなさい、と。それを副業していいよ、と言い方を変えてる。

この流れは止められない。
機械化と最適化によって、生身の人間の労働力は余っちゃったんです。だから暇つぶしが必要なんです。

だからエンタメのコンテンツ産業に世界中が投資してる。お金が集まってる。この産業はどんどん伸びる。

でも僕は天邪鬼だから、そんな波に乗るのはヤダね。

昔銀河鉄道999という漫画に、怠け者の星があってね、そこの住人は怠けすぎて家を破裂させるくらいに太っちゃってるんだよね。それで本当に家を破裂させるとロボットがすぐ新しい家（というか巨漢を入れる箱）をつくってくれるんだ。

一見きらびやかなコンテンツ産業を見てると、それをいつも思い出す。僕らは自分の意思で夢中になってるつもりでも、ついついタップしてしまう仕掛けに寄せ集められているだけかも知れない。

時代の環境を変えることはできなくても、プライドは保ちたい。「たくさんの人が観させられるもの」を観て暇を潰して死ぬのは耐えられない。せっかくこの世に生を受けたんだから、僕は抗いたい。

で、結局、大きなものに踊らされるより、身近な好きな人と、好きなことして、小さくてもリアルな輪の中で支え合って遊んで生きて行こうよ、ということになる。

「じゃあどんなことをやっていこうか？」というのを考えていく。その考えたことを発表して、仲間を少しづつ増やしていく。

何がウケルか？ではなく、これをしたい！しよう！一緒にしない？（もしくは「それ面白いね！手伝わせて？」）をやり取りする場所にここを育てていきたい。

それがこのnoteでやっていく僕の活動になります。つまり、たくさんの「読者」を集めるのではなくて、少なくてもいいから共感しあえる「仲間」づくり。これが僕のnoteのつづけかた。

（執筆時間8分）