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感情の声に耳を傾けて:小説を書けるようになるための私の試行錯誤

 三日坊主になったり、続かないものというのは、自分の感情が嫌がっていると考えると対策を立てやすい。このことを最近知った。
 理性でやりたい、やらなきゃと思っても続けられないことがある。逆に、理性で考えなくても続けられることもある。その鍵は「感情が嫌がっているかどうか」なんだそうだ。

 昨年、私は小説を書きたい!と思った時に、とある小説講座を受講した。けれど、どうもその講座の雰囲気と私の感覚が合わなかった。違和感を感じていたけど、せっかく受講し始めたからとズルズルと一年もいてしまった。
 講評を聞くより、自分で本を買って読む方が感情がワクワクして勉強になった。それが分かったとき、すぐに受講をやめた。よく考えると大学受験の時もそうだった。大人数の講義を受けるより、自分でコツコツとやる方が私には合っていた。個別指導で分からない部分を聞きながら学習を進めた時に、一気に成績が伸びたのだった。

 物語を書くことはやめたくない。どうすれば感情が嫌がらずに、小説を書く実力をつけていけるのか。理性と感情と一緒に話合って、試行錯誤を繰り返している。
 これまでの理性と感情との話合いの結果、小説講座も受講したいと感じたときに、別のところを試してみようという話になった。たった一つの講座が合わなかっただけだ。他の講座を試してみる価値はまだあると思っている。だけどその前に、基礎力をもう少しつけたいという話にもなった。
 ・noteで毎日記事を投稿する
 ・掌編小説を30本書き上げる
 ・小説の読書を最低でも十冊はする
 これらを達成してから、次に自分がどうしたいかをまた考えようと思っている。
 どのルートを辿るにせよ、私の書く小説が人様に面白いと思ってもらえるレベルに達するまでには時間がかかるだろう。だから焦らずに過程も楽しみたいという結論になったのだ。

 「迷ったときや続かないときは、感情に聞いてみる」
 これをやると、今の自分のストレスを減らせる。そして、今の自分にできることが何なのかが分かる。結構面白い作業だ。行動を続けていくことができるようになるので、これからもやっていきたいと思う。


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