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研修で落ち込む新卒デザイナーに伝えたい振り返りワークのススメ

こんにちは、ひらです。IT企業でUIデザイナーとして働き始めて2年目に入りました。私が新卒1年目に行った振り返りワークについて、そのやり方や効果について書いていきます。

去年の4月5月は落ち込みまくっていて、先輩から花を飾ることを勧められていたな〜なんて…(遠い目)
1年前の自分に伝えたいことを、ここで書ければと思います。

振り返りワークとは

その名の通り、1日を振り返るワークです。
その日にやったこと / 学び / できたこと / できなかったこと / その改善策を書いていきます。

例)
●やったこと

・UIの作成
・mtgの連絡
・先輩との面談

●学び
仕事をもらったらまずタスク分解すると良い

●できたこと
・UIの作成がスムーズにできた
・先輩に確認してもらうのを忘れなかった
・1日中集中して取り組めた

●できなかったこと
・mtgの連絡が遅くなってしまった

●その改善策
・タスクの優先順位を決める

始めた経緯

冒頭でも述べましたが、去年の春は自分のできなさにとんでもなく落ち込んでいました。
デザイナー向けの研修で課題を発表するたびに、

他の人はカッコイイものが作れるのに自分は…。
なんで私はダサいものしか作れないんだろう。
周りに追いつけない。つらい。

と考えていました。(今でも思うけど当時は頭の中にこれしかなかった。)

ある日、このことを先輩に相談すると、

「新卒のスキルの差はほとんどない。」
「私たちから見たら良くも悪くもみんな一緒。」
「スキルは仕事をする中で自然とつく」

と言われました。(正確ではないですが、こういうニュアンスのことを言われた。)

ほんとか?!とは思ったのですが、先輩の言うことを信じることにしました。そしてこのときに、

他人と比べることをやめ、昨日の自分と今日の自分を比べよう。
自分の成長を記録していこう。

と決めたのです。

振り返りをしてよかったこと

このワークを始めて良かったことを書きます。

①できたこともあったと思い出せる
今まではできなかったことだけが頭に残り、寝る前に思い出して眠れない…なんてことがありました。
でも本当は、できたこともできなかったことも同じくらいあるのです。振り返りワークをすることで、自分の記憶の偏りをなくすことができました。

②できなかったことも改善できる
私の性格上、できなかった思い出を放っておくと、「できなかった」「だから自分はダメ」「この先もずっとできない」となります。
この考え方をやめるために、できなかったことの改善策を書くようにしました。
改善策を考えることで、「次はできそうだな」や「(失敗はしたけど)意外と改善しながらやってたんだな、えらい」と思うことができます。こうして最終的にポジティブに持っていくことができるのです。

続けるコツ

約10か月間、この振り返りを続けていました。
とはいえ、毎日かかさずやったわけではありません。

「今日は完璧だった!すごく良いものが作れた!」
「いや〜、成長したな!」

と充実感でいっぱいの日はやらないこともありました。

なぜなら、自分の成長に目を向けるための取り組みだからです。
他人と自分を比べてしまうクセを治すためにやっていることなので、自分の成長を感じられたときは存分にそれに浸っています。笑

ゆるく継続し、やがてそれが自分の考え方として定着すれば良いと思います。続けるコツは、ゆるくやるだと思います。

おわりに

今回は僭越ながら、新卒1年目のデザイナーに向けて書いてみました。
去年の私と同じように、周りの人とスキルを比べて落ち込んでしまっている方の参考になれば幸いです。







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