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CAとGS

「なんでCAにならなかったの?」よく聞かれる。

ならなかった、では無くて、なれなかったの。笑!GSしか経験してないけどキラキラした?CAと違って、GSが地味なところは否めない。でも毎回の業務がワクワクとドキドキ(基本的には心臓に悪いドキドキの方が多い!笑)なのは間違いない。

私自身、日本とタイでGSの仕事11年、10年のブランクを経てまた戻ったのは、この仕事に魅力を感じているからだと思います。専門性のある仕事内容なのに給料は良いとは言えないし、本当に好きじゃないと続けられないのも事実。

GSの好きなところ(個人的観点から)

  • 飛行機の近くで働ける(マニアには堪らんです、ほんとに)

  • 時差や気圧にやられることはない

  • 毎日家に帰って自分のベッドで寝れる

  • 社割のチケットが使える(雇用形態や所属会社に寄る)

GSのキツいところ(個人的観点なので偏ってます!笑)

  • クレーム対応(でもオーストラリアのお客さん、あんまり怒らないかも)

  • 意外と体力仕事

  • 覚えるべき情報量が膨大、頻繁に更新されるので日々勉強

  • 時間(定刻厳守)との戦い!

  • 給料がカス(特に日本、タイ時代はひどかった!)

  • 女が多く、アンラッキーだと人間関係最悪(日本に居た時メッチャ怖い先輩がインストだった時に、間違えて入力したら横からパーン!ESCキー押されて全部消えた。私の頭の中も真っ白!)

とても仕事のできる同僚が、給料安過ぎ、人間関係ゴミ、そんな理由で何人も辞めていきました。日本の後輩の為にも待遇改善を切に願いたいところです。

あと、CAとGSの仲があまり良くないと言われがちだけど、人それぞれなんじゃないかな。チームで飛行機飛ばしてるんだから、いがみ合っても意味無くね?と個人的には思うんですが、高圧的に出られるとこちらだって人間ですから良い気分はしないっす。穏やかにいきましょう。

最近日本の採用では、客室(CA)と地上(GS)兼務で募集をかけている航空会社もあるそうで、個人的には良い試みだなーと思いました。役割を完全に分けてしまうより、色々経験することでそれぞれの大変さも分かるし、チームワークもよくなるんじゃないかな、と。あと日本の航空会社の女性CAの場合は妊娠したら即飛べなくなるけど、地上業務ができれば出産前まで働けるし、この採用方法は会社にも社員にも利点が多いんじゃないかなーと思いました。

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