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うちの子、読書感想文 書き始めない

夏休み短縮、宿題の量は据え置き

 お父さん・お母さんたちの話を聞くと感想文が得意じゃない子は
・読書感想文を書く様子がない
・「1文字目、何から書けばいいの?」
・そもそも読書を好きじゃない
・何書けばいいかわからない。作文は苦手。
・出てくる感想はワンフレーズ(おもしろい、つまんない、とくにない)
・買ってきた「読書感想文の書き方」はしっくりこない
 ※書き方本で書ける子は作文自体は苦手じゃない
・「書き方」の本を一生懸命読んでるのは親の方
・コンクールの優秀作品は参考にならない
・そんなこんなで、書き終わるまでに1回喧嘩
番外:任せて書かせたら、書き直しになってしまった
 だいたいこんな感じです。

「自由に書いていい」が原因

 先生によっては「自由に書きなさい」以上のことは指導してくれないこともあるので、子どもとしては「自由ならなんでもいいじゃん」としか思えず、そのせいで読書感想文のゴールが見えなくなっています。
 実際には「あらすじ」「本に書いてある教訓の抽出」「読書による成長の報告」を書くことが求められています。これらが書かれていないと読書感想文の条件を満たしていないと評価されて書き直しや不受理になることもあります。

今年は授業が足りてない

 しかも、今年は通学自体が少なくて授業時間が全然足りていません。特に小学校低学年の場合は「作文」そのものに触れる機会が充分でなく、平常時ならば受けているはずの文章作成のトレーニングを逃しています。
 おそらくですが、今年は読書感想文で苦戦しているご家庭が多いのではないかな?と考えています。

悩みと対応策

 先程の「読書感想文あるある」をまとめると、
下のようなお悩みBIG3になります。

何を書けばいいかわからない
感想が膨らまない
感想以外に何を書けばいいかわからない 

 これらを解消するために、それぞれ「実は書き方があるんだよ⇒フォーマット化」「考え方にはルールがあるんだよ⇒ガイドライン」「書いて欲しい内容があるんだよ⇒目的の見える化」の3本柱をたてて、読書感想文をやりやすく・意義のある課題にしようと、ひらめき研究社は考えました。

読書感想文のお悩みソリューション

 実際に、ひらめき研究社は2タイプの読書感想文お助け方法を用意しました。1つは作文経験自体がとても少ない子にむけた一問一答式の読書感想文作成ツールです。もう1つは、自分で考える力を育むことを目的とした読書感想文ワークシートです。

読書感想文作成ツール

読書感想文ワークシート

ご自由にお使いください

 どちらもご自由に使ってください。今は多様なサービスがあるので「読書感想文家庭教師」「読書感想文代行」というものもありますが、まずは折角の作文・文章作成の訓練の機会ですので、こういったチョイ足しアイテムで考える力を育んでください。
 「読書感想文」自体は高校生をすぎると書く機会がないので「将来なんの役に立つの?」と感じるかもしれませんが、他人に自分の考えをわかってもらうための文章を作成できるようになるというのはとても大切な能力です。
 報告書の作成やパワーポイントの構成など、社会に出てからも必要とされる場面の多い力ですので「意外と将来に役立つよ」と前向きに取り組んでいただけたら嬉しいです。

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