見出し画像

愛と再生(第12回おとなり大学)

2月22日の「おとなり大学」はもんじゅ建設の門主さんの発表でした。

ヒップホップの歴史と文化をまずは丁寧に説明いただき、次にメタバースと建築の未来、門主さんの最近のお仕事のこと、最後に「古い建築を残そうとするのはなぜか?」という疑問の共有と議論。なんか、ものすごく幅広い話題です。

ヒップホップとは何か?

これら一見して無関係に見える要素が、実は「HIPHOP」の魂を通奏低音につながっているというアクロバティックな展開に。そのポイントは、リアル、サンプリング、再構築、そして愛みたいな感じでしょうか。

HIPHOPなアーティスト川崎さんの作品
学術論文もHIPHOP
お好み焼きもHIPHOP

後半は、メタバースで建築はどうなっていくか、古い物を残そうとするのはなぜか。
これまでの仕事の話を織り交ぜつつも、門主さん自身が感じている疑問や考察について、みんなの意見をもらうような形に。

ところで、門主さんが木材で作った、エアコンの室外機の外装は、木質で超オシャレな感じなんですが、本人としては室外機の「バズーカみたい」な機械らしさが好きで、実は室外機の姿を隠したくない気持ちもあるみたい。
それを聞いて門主さんのFacebook投稿を見返してみると、コメントで褒められるたびに本人は室外機本来の魅力にもふれ、やんわり推している感じが面白かったです。

勝手に「木材と和テイストの匠」的な印象をもってましたが、HIPHOPも機械も好きな感じは、ちゃんと作品にもにじみ出ているし、改めて、ちゃんと話を聞かないと見過ごしてしまうことって多いなあと思いました。

最後に門主さんオススメの作品をどうぞ。

次回は、若木の家の久保さんの発表で、3月15日に実施予定です!

板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。