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板橋にフィルムコミッション(第5回おとなり大学)

12月中旬に開催した「おとなり大学」第5回は、久保さん発表による「フィルムコミッション」がテーマ。

当日、諸々の事情により、いつもの会場である「おとなりスタンド&ワークス」が使えなくなったため、急遽会場を変更。久保さんが家主でもある「若木の家」におじゃましました。

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若木の家は、とても趣きがあり、昭和の実家感を楽しめるオススメスポットです。久保さんは炭火で部屋をあたためてみんなを待ちます。

少し込み入った場所にあって移動が大変だし、会場変更も急だったので、やはり来れなくなってしまったメンバーもいましたけど、3~4人になると思っていたので、予想よりはにぎやかな感じで実施できました。

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さて「フィルム・コミッション」とは、映画や撮影のための会場や環境を支援する機関のことを指す言葉。元々は映画大国アメリカではじまり、盛になった活動です。日本では近年、いわゆる「聖地巡礼」みたいな感じで映像作品をきっかけに観光が盛り上がるという現象が注目され、各自治体や各地域の観光協会などが取り組む例が増えています。僕(松本)自身も、数年前に自治体の広報誌をつくる仕事でこの言葉に出会いました。

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板橋区にはフィルム・コミッションがありません。久保さんは若木の家を有効活用したいという思いから「板橋でもフィルム・コミッションがあればな~」と願いつつ、自身でも運営する道はあるのかなど、いろいろ模索してきたわけですが、主にお金の面で、なかなか簡単ではないようです。

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「需要という意味では、どんな場所でも撮影の需要は存在することが分かってきました」と久保さん。需要はあるけど運営は難しい。そのポイントはどこか。

第一に、撮影希望の連絡や下見に来た方たちから実際に撮影するのはごく一部。久保さんの感覚によると7件中1件くらい。メールや電話での連絡対応はちょくちょく発生するし、下見にも同席する必要はありますから、管理者の拘束時間が慢性的に生じるわけです。

第二に、作品ごとの表現や映像づくりがあるので、撮影当日もさまざまな要望が出ます。この置物を動かしていいか、ここに貼り紙をしていいかなど。管理者がそれに応えなければならないので、ほぼ丸1日費やすことに。ここでも拘束時間は長くなり、また、その撮影場所についての十分な理解も必要です。

会議室の貸し出しよりもずっと手間がかかるわけで、結局、撮影場所1つに1人の管理者が張りつく。そういうことになると人件費がすごい。だから、やっぱり自治体とか公共団体が動かないと、自分でやるのは難しい。そんな話をふまえ、みんなでいろいろと話し合いました。



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東京都板橋区で「ひらめきドア」という、ものづくりの交流場の開設を目標に活動中のプロジェクトです。デジタルファブリケーションを活用して、地域や個人の小さな「あったらいいな」を実現し、心の交流はもちろん、ものづくりでも助け合えるまちを目指しています。
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