待つ間にしていること

（いつもは独り言っぽく書いているけれど、少し語り部になった気分で書いてこうと思う。そういう気分なので）

僕は大学に電車で通学している。電車で通学している時、僕は本を読んでいるか、音楽を聞いているか、とある事をしている。

少し話は逸れるが、電車で読書するほど、本の世界に没頭出来る場所は無いと思う。電車の揺れも相まって一層読書を心地良い時間にしてくれている気がする。音楽もそうだ。

話を戻すと、先ほどとある事と伏せて紹介した。別に大したことでは無い。電車に乗っている人達を「見て」いるのだ。このことについて、少し書こうと思う。

題名にもしている通り、待っている間の人達を見ていると案外これが面白い。色々な人がいる。ボーッとしている人、本を読む人、音楽を聴く人、話している人、スマホを見ている人…。

この奇行を気持ち悪がる人もいるかもしれないが、その本人達も見られている事を教えてあげたい。

例えば、TPOに合わないチグハグな格好の人がいたとしよう。どんな人でも、変な格好しているな…ぐらいはふと思う事があるだろう。ただ後はそこから、面白さを見出すだけで良い。
なぜその格好で行く羽目になったのか？今からどこに行くのか？など何でも良い。

事実無根の妄想でいい。別に誰に話す訳でも無いのだから。そうやって、妄想に耽っているうちに待ち時間などとっくに経っている。

身近な人から赤の他人まで色々な人を「見る」ことをやってみて欲しい。思っているより面白いはずだ。

そういえば、電車でこれを書いている自分のことを見ている人がこの車両にもいるのかもしれない。あまり見ないで欲しい。今日は寝癖をなおせていない。やっぱり見るな！！