「15時17分、パリ行き」

「15時17分、パリ行き」早速みましたが、、、クリントイーストウッド作品に駄作なし、と、もう思い知らされて何年も経ちますが、老年になってもますます多作ですね、、この作品もさすがの出来ですが、、、もう一定のパターンがありますね、、最近のテーマは自身の死も意識してのことでしょう。。はっきりとはわかりませんが、おそらく宗教的な信仰の告白なんでしょうか、、、ここのところの映画は「人生の教科書」的な出来だと思いますが、、今回もなかなか感動的、、

さて、実際にフランスで起こった、大量虐殺を目論むテロを事前に防いだヒーロー三人が、ご本人そのまま、その役で出ています。まあ、かっこいい男三人衆だこと、、、と、そっちの人もイケメン好きの淑女も楽しめる構成となっております。ムキムキの若い男三人が出て来てかっこいいヒーローな訳ですが、まずこの映画は、誰しもがヒーローになり得る、窮地の時こそ行動を、、、というコンセプトがあります。僕がみていて思ったことは、ヒーローを生み育てたお母さんが出て来ますが、実はこの「お母さん」こそが主人公なのかな、、、とも思ったのです、、ヒーローを生み育てあげたお母さんたちも、またヒーローなんだと、、、実は「子育て」というのも隠されたテーマかと、、、

まあとにかく、ちょっと泣きましたよ、イーストウッドの映画は毎回そうですが、、、この「ちょっと泣ける」の「ちょっと」がミソですね。。。いい映画でした。。。

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