2020、映画を振り返る。

2020を振り返ると、、、

残念なのは映画の配給が滞っていたこと。

仕方がないですね、、、しかし、いわゆる大作が全然上映せずに、ネトフリやアマプラに流れちゃったこと。パソコンの画面やテレビの画面で見ることと、映画館で真っ暗な中で、不特定多数の人とでっかいスクリーンで見ることは全然違うんですよね、、と言うことで、「砂の惑星」も「007」も「ムーラン」もフィンチャーの新作も、スコセッシも、スクリーンでやれなかった。

それでも今年は映画不作の年かというと、意外にもいい映画の多かった年のような気がする。誠実な映画が多かったですね、ジンとくる、いいねえ、という映画が多かったです。もちろん、大作では「テネット」なかなか良かったですが、「37セカンズ」「Mid90s」など、小品で、とても誠実な映画が多かった。意外なところでは「水曜日が消えた」なんかも、悪くなかった。「透明人間」あんまりよく言われていない「FUKUSHIMA50s」も僕はなかなか良かった。

今年の総括ですが、二度見に行った「Mid90s」が僕の中の大賞を受賞しました。

ガランとしたすいてる映画館にたった一人、マスクしてみるレイトショーもなかなか乙な物でしたよ。世紀末感ありました、世紀末じゃないし、聖飢魔IIはもうないけどね。

来年はコロナ解禁とともに、劇場で大作を目一杯楽しみたい。

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