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【日記14】松江発〜日常に着地 島根の旅4

10.15 SUN

10:01 松江駅発 岡山行 特急やくも12号
2列席の窓際、岡山までとなりに人は座らず。
山あいを進む電車の横を、しばらくずっと川が流れていた。
透き通った水。東京に戻ったらまず見られない川の色。
日常に戻るというのはどういうことだろう。
12:39 岡山駅着
行きに京都駅でたった10分間しか乗り換え時間がなかったからか、19分間の乗り換え時間を長く感じた。
おみやげは買わなくていいかと思っていたが、平日に2日間の有休をもらった手前、一応感謝の気持ちは持っておこうと思い、きびだんごを買った。
12:58 岡山駅発 東京行 のぞみ24号
3列シートの通路側。窓際は埋まり、真ん中は品川まで誰も座らなかった。
16:08 品川駅着
5時間半ほどの電車の旅だったけれど、日頃からデスクワークで座りっぱなしなので、それほど苦ではなかった。

次の日から仕事なので、帰ったらすぐにパッキングを解いて、洗濯をした。
社用ケータイを見たら、腰を抜かすほどラインが来ていた。緊急用に島根まで持って行ってはいたけれど、途中でちょこっと見た時から、そんな予感はしていた。

家に帰ってきてから、旅の余韻に浸ることもなく、やっていることが全て次の日の準備だということに気づき、いやになって外に出た。
次の日の準備がわくわくしないっていうのは、日常のひとつの姿かもしれない。
でも、いつも行くお店でビールを飲んで、旅の話をしつつ、奥さんや常連さんや店主さんとに囲まれていたら、ゆっくりと布団に体を沈めるように、日常に着地したのがわかった。
日常のいい面を自分で知っていれば、それは案外優しいところもあるのかもしれなかった。
ここからは文フリ東京へ向けて頑張らねば、と思った。

4日目のアルバム

僕を日常に戻したビール
体力全回復パスタ
秋刀魚美味しかった

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