東京旅行記3日目（新宿）－2023年7月13日の日記

　東京最終日。新宿御苑へ行こうか迷ったが、結局チェックアウトの時間を延ばしてホテルでダラダラすることにする。ビジネスホテルで過ごす朝は至福のひとときだ。ワンピースを着たままベッドでゴロゴロしていたら、ワンピースもベッドのシーツもシワシワになってしまった。思い出にベッドを写真に収める。

　11時にチェックアウトして、新宿にある取引先のオフィスへ向かう。社長やスタッフさんたちと6人でハンバーガー店にてランチ。談笑しながら食べ終えたらオフィスに戻って打ち合わせをする。いつもオンラインで話しているけれど、こうして実際に会って話すのは相手の人となりがより伝わってきていい。来て良かった。

　15時にオフィスを出、友人Bと待ち合わせてらんぶるという喫茶店へ。友人はホットコーヒー、わたしはアイスカフェオレを頼む。近況からそれぞれが抱えている課題、考えていることまで、深い会話ができたいい時間だった。

　いよいよ帰路に着く。早めに羽田空港へ向かったつもりだったけれど、思ったより羽田は広かった。保安検査場を通過すると、夜ごはんを食べる暇も場所もなかった。飛行機は割と揺れた。不安だったから、着陸したときはほっとした。相変わらず人気のない宮崎空港駅から特急に乗り延岡へ。友人とLINEしていたら電車の時間はあっという間に過ぎた。23時ごろ自宅へ着く。

　東京は暑かった。渋谷は特に夜中でも人が多くて、空気がむっとしていた。ここに暮らす未来を想像したりもしたけれど、やっぱり当面わたしは延岡にいると思う。こういうのって、行ってみれば案外あっさり分かるものだ。なぜなら、（最初から分かってはいたことだけれど）地方はお金がかからない。地方で暮らしお金を貯めて、半年から1年に一度旅に出る。普段オンラインで繋がっている友人たちとそうやって時々フィジカルに会って、美術館などで文化的なことも楽しむ。そんな暮らしをしばらくはしていくことだろう。