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東京旅行記2日目(根津・北千住・上野)-2024年3月27日の日記

朝ごはんは「カヤバ珈琲」と決めていた。建築士のYちゃんが教えてくれたお店だ。宿から歩いて15分ほど、少し迷って20分ほどで着いた。たまごサンドを頼んだのだけれど、これがとてつもなくおいしかった……!卵は甘めに味つけされていて、何よりパンがふわふわもちもちしていた。調子に乗って、コーヒーとココアを合わせたというルシアンまで頼んだ。これまた甘かった。大満足の2日目のはじまり。

上野公園へ足をのばそうかなとも思ったけれど、前日の疲れが溜まっていたので一旦宿へ戻り、出発の時間までCくんと通話する。何を話したかはあまり覚えていない。

北千住へ向かう。今日は11時~19時までギャラリー「BUoY(ブイ)」で第2回「刑務所アート展」に在廊する。代表の風間さんと、スペシャルサンクスの中川さんと。天気がいいので割と人が来る。

途中、お昼休憩をデザイナーのIちゃんとエッセイストのAさんと合流して取ることにする。北千住駅前のイタリアン料理店でトークに花が咲き、つい長居してしまった。

刑務所アート展を二度も観にきてくれたIちゃんは「すごくよかった」と興奮気味に感想を聞かせてくれ、とてもうれしかった。展示を観た人がいろいろ感じ考え、それを人と共有してくれることが何よりもうれしい。

18時過ぎにはコピーライターのNさんもご来場。夜はNさんも含めた4人のお姉さま方と一緒に上野でラム肉を食べた。何を話したかよく覚えていないけれど、わたしはずっと声を出して笑っていた。上野の桜が少し咲き初めていた。

方向音痴でスマホがないと電車に乗れないくせに充電が残り5%を切っているわたしにライターのHさんが「あした展示に行くからそのとき返して」と半ば強引にモバイルバッテリーを貸してくれたおかげで、無事Suicaで支払いができ、宿にたどり着いた。感謝。

今日の覚え書き。わたしの周りには、自分の思想をはっきりと明言する人が数人いるのだけれど、その人たちと話すたびにわたしはかっこいいなぁと思う。だって、わたしはおそらく割と偏った思想の持ち主だけれどそのことにずっと無自覚だったし、今ももにょもにょしてしまう。だからこそ自分の思想をハッキリ言葉にして相手に示せる人はすごいなあと思う。どっちでもないんだよね、と逃げないところが潔くて眩しい。

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