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コロナの功名 〜良かったことだけを並べる〜

部屋にずっといるので、コーヒー豆が恐ろしいスピードでなくなっていく。おかげでペーパーフィルターを使ったドリップコーヒーの入れ方がうまくなった(ハリオ式の道具を一式そろえた。実験用のガラス器具のようでかっこいい)。もろもろの自粛のおかげで良かったことが意外といっぱいある。

勉強・学習時間ができた

僕にとって勉強は趣味なので、仕事から離れて一日中勉強していてよいというのは大変うれしいことだ。
趣味なので将来のため世のため人のために勉強する必要はないし、必要にかられているわけでもないので、別に役に立つ勉強である必要はないし、究極「身につける」必要がないから途中でやめてもいい。
逆説的だけど、強制されていないしプレッシャーもないから逆に長続きするし身にもつく。今はデイトラというサービスを使ってHTML/CSSの勉強をし、JS・jQueryにも手を出そうとしている。かんたんなページなら作れるようになったのでご用命ください(結果的に身についているし役に立つようなことをやる気を持って勉強している)。
他にもインプットしたいことはいっぱいあるし、ぼちぼち取らなきゃいけない資格もある。(これは必要に駆られてるから若干気が進まない。)

仕事量が減った

 一応金融と言われる業種なので、完全に休業はさせてもらえない。業界団体とか関係省庁とか会社の偉い人たちから、業務の継続を前提に、従業員と家族の命を守る行動をとること!とのお達しを受けている(順序が逆では?という気もするが社会のインフラを守る身らしいのでしかたがない)。
 それでも仕事の量は減っている。社内でも不急の部署は出社していないので、月曜に送ったメールは金曜まで帰ってこなかったりする。会社全体の動くスピードが落ちているし、それに対しても誰も文句を言わない。結果、こなすべき仕事の総量は減っている。週2回出社なので、出社した日は確かに忙しいが別に地獄というほどではない。単純に心に余裕ができて嬉しい。

使うお金が減った

飲み会がなくなったし、夕食にかかるお金も減った(ラーメンよりコンビニ飯のほうが若干安い)。細かいところだと家でコーヒーを飲むので缶コーヒー代も抑えられている。

総じて心にゆとりが出来た

もともと引きこもり気味の生活をしていたからというのが多分にあるけれど、前述のような諸々の効果で、心のゆとりは増している。むしろ晴れた日に部屋にいても、何かしなきゃ、出かけなきゃという焦りも不安も感じることなく、ただ世間の人と同じように部屋にこもっているだけなんだという落ち着きを得ている。
もちろんずっと人と喋ってないというさびしさはあるが、別に退屈もしていないし、大したことではないと思っている。得な性分。
今後も幸福度を上げながら、ひきこもって人類を救うことに貢献していきたい所存です。

(冒頭の写真はちょうど1年前、長野県美ヶ原高原で撮ったもの。太陽に二重に丸い虹がかかっていたが、写真技術のなさからうまく取れなかった。あのときはまだぎりぎり平成だったのだなあ)

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