シーナ&ロケッツ鮎川誠〜ロックと家族の絆〜
今日は鮎川さんの映画を見に行きました。
ベースになっているテレビの追悼ドキュメンタリーは見ていたので内容はだいたい分かっていたのですが、テレビに無かった映像もたくさんあったし、家の大画面テレビで見た映像も映画館のスクリーンで見ると臨場感が全然違って、もっとシナロケを生で見ておけば良かったと後悔させられたりして、今日は見に行って本当に良かったです。
家のテレビとか、ましてやスマホの小さい画面では内容は分かっても、映像の持っている本当の力までは受け取れていないんだなと良く分かったので、今後はテレビ・スマホで見れるものも映画館で見れる機会があれば逃さず見ようと思います。
映画で一番印象に残ったのは、鮎川さんがシーナさんの地元の若松でのインタビューで「シーナが歌いたいって言ってくれたことでロックと生活がイコールになった。シーナが言ってくれなかったらビジネスのためのロックをやっていただろうね。」という趣旨の話をしていたシーンで、鮎川さんのロックが特別かっこいいのもみんなに好かれるのも、そこが大きいんだなーと改めて理解できました。
年齢とか立場とか関係なく、ロック好きなら誰とでも分け隔てなく接することの出来る鮎川さんの亡くなってからの惜しまれ方は、清志郎さんとかパンタさんのそれと同じように思えて、自分も死んだときにそんな風に惜しんでもらえる生き方がしたいと思うし、いばらない・ずるくない・公明正大な大人が標準の世の中になったらいいなと思います。
鮎川さんとシーナさんの物語を通して、ロックか・ロックじゃないかを拠り所に、自分も周りも笑顔で暮らせるようにやっていこう、と思わせてくれる良い映画でした。
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