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テツは、熱いうちに打て

[やれば、変わる。変われば、わかる⑩]
※この連載は、無料アプリ「題目PRO」内にて無料連載しているため、noteでも無料記事としています。

<前回までのあらすじ>
テッチャンはオバチャンに額づいて「学会に入れてください!」とお願いした。
入信予定日は11/18。あと十日後だ。


〈本編〉
テッチャンは33歳。入信した瞬間に、男子部の中核となる年齢です。おまけにもうじきこの地域は市議会議員選に突入。おまけに公明党から出馬するのは、テッチャンのアパートの上の階に住む婦人部Mさんなのです。
この時に入信できることが、テッチャン最大の福運だと感じました。
テツは熱いうちに打て。私は、テッチャンを男子部大学校に入れてもらうことにしました。
支部の男子部長を通して圏男子部長に話を通してもらい、入校できるかを確認。少子化が進み、青年部の人数は減少。どこの地域でも男子部大学校は毎年、輩出に苦心しています。圏男子部長は大喜びで快諾してくれました。
返す刀で、テッチャンに連絡。
「テッチャンこれまで勤行してきて、物凄い福運を受けたの、分かるな?」
「ハイ! 分かります」
「実はな、テッチャンが入信した後に、福運のボーナスステージとも言える〈法戦〉言うのんがあんねん。まあ、選挙なんやけどな」
「ハイ。市議会議員選、Mさん出るんですよね」
「せや。だからな、テッチャンには御近所のよしみもあるし、思いっきり頑張って福運をつかんでもらいたいんや。そのためにな、男子部大学校というところに入って、訓練を受けよう。大学校が始まるのは選挙の後やけど、今のうちから大学校生として指導を受けていこうや」
「分かりました! 何でもやらせてもらいます!」

この後、御本尊流布までの十日間は、三回ほどしか勤行指導ができませんでした。
テッチャンが仕事で引っ張りだこになったからです。てっちゃん自身、信じられないくらいの引き合いをもらうようになりました。
テッチャンは変わったのです。どんよりと曇っていた目は潤いを取り戻して希望に輝き、ボソボソと消え入るようだった声には張りが出て、言いたいことをハッキリと言うようになりました。なにより、何か理由を付けては仕事を休もうとする怠惰な精神が無くなり、仕事をもらえる感謝に溢れ、新鮮な気持ちで職場に通うようになりました。
「自分は、変われた」
それを実感する象徴的なできごとが、起こります。

〈つづく〉

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