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『要領の良さとは、アウトプットベースの行動ができることである。』大学の同期から学んだ要領の良さを培う方法
初めまして、ひらいずみと申します。
今日は、「要領の良さとは何か?」をテーマに考えていきます。
世の中には2種類の人間がいます。
要領の良い人間と悪い人間です。
この両者の違いは、生まれながらにして持った資質だと今まで思っていました。要領の悪いぼくは一生要領の悪い人生を歩くのだと (すっごくネガティブ)。
そんな感じの悩みを社会人1ヶ月目を終えGWを迎えたぼくは痛感しました。
そんなGWの中、大学時代の一人の友達、本橋と一緒に遊んでいるうちに、要領の良い人間の特徴を発見してしまいました。
要領の悪さに悩んでいる...。
なかなかスピード感を持って仕事に取り組めない...。
そんなぼくと同じ悩みを抱えている人の解決の糸口になれれば幸いです。
GWの思い出
みなさんはGWどのように過ごしましたか?
ぼくは社会人1ヶ月目を走り、大学の同期が恋しくなったので、同期の新居を転々としておりました。
その中でも特に印象的だったことは、本橋とApexというゲームを初体験したことです (小学生の作文にありそう)。
本橋という男
本橋とはどういうやつなのか軽く説明しておきましょう。
本橋と自分は同じ研究室で大学4年生と大学院の2年間、計3年間を一緒に過ごした友人です。
本橋のことを3つで表現すると、「お調子もの」「飲み会おばけ」「要領が良い」。
特にぼくが今まで出会ってきた人の中でもトップに入るくらい「要領が良い」。これがまた悔しいぐらいにいい。
例えば、論文の執筆。
ぼくらの大学院の論文 (修士論文) は、大体年末から年初めにかけて執筆開始。1月中に初稿を提出するというスケジュール感が一般的で、ぼくを含めた多くの院生はこのスケジュールに沿って論文を執筆しました。
みんなが上記のスケジュール感でやっている中、本橋だけ異様なスケジュール感で論文の執筆を仕上げていました。初稿の提出は12月の中旬。僕らが論文の執筆をそろそろ始めるようかなと思案している頃です。
この時期に仕上げた論文を教授に見せているのです。
どうしてこんなに差が出るのでしょうか?
努力の違いのか?要領の良し悪しの違いなのか?
なぜ、本橋は要領が良いのか?
久しぶりの本橋宅でApexというゲームをやりました。
このApexでの遊びに、本橋の要領の良さの源泉を知ることができました。
そもそもApexとは?
Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツより2019年2月5日に配信開始した基本プレイ無料のバトルロイヤル・ファーストパーソン・シューティングゲーム(wiki調べ)。
FPSと呼ばれるゲームのことです。
初心者のぼくのイメージでは、敵を見つけて鉄砲で倒すゲームです。
このゲームは2つの遊び方があります。
・オンラインで3人チームを組みんだガチのバトルロワイヤル
・オフラインで武器や射撃の練習を積むトレーニングジム
これが一般的かどうかは分かりませんが、Apexを始めた人の多くは、
まず、1人もくもくとトレーニングジムで経験を積む。特にすんごい種類豊富な武器の把握と打ち方の練習に励む。慣れたら実践の場であるバトルロワイヤルへステージを上げていく。
こんな感じでゲームを楽しむのではないでしょうか?
うちの本橋、違います。
いきなりバトルロワイヤル行っちゃんです。武器の使い方も知らなければ、打ち方やルールについても何も知らない。
明らかに3人チームの残りの2人に迷惑かけることが確定の状態でも戦場に行くんです。
実際に戦場に行くと、ビギナーズラック的な要素もあったものの散々な結果でした。これがリアルだったらどんだけ命知らずなんですか?って話ですよね。
でも、戦場での経験は決して無駄なものではありませんでした。
明らかに実践の場で自分の課題が浮き彫りになるんですよね。
課題が明らかになった状態でトレーニングジムに直行している彼をみて、効率的なトレーニングジムの活用方法を知りました。
効率的にTOEICで高得点を取るために最初にやることは、参考書を1周することではなく、TOEICを受けること (模擬試験を自分で解くこと) だという話に似ているなと感じました。
行動ベースの違いが要領の良さに影響する
彼は営業職です。社会人1ヶ月を振り返ってもらうと、なぜか「テレアポの件数」がダントツに良かったらしいのです。
それも与えられたノルマの1.5倍ほど。
おそらく、彼の勤めている会社の同期も彼と同じ努力をしています。
けれど蓋を開けてみると、彼のテレアポ件数が異常に高い。
この違いはなんのか?
この違いはApexでの本橋の行動に現れているとおり、行動ベースの違いです。
行動にはインプットベースの行動とアウトプットベースの行動があります。
今回の話を例にすると、
インプットベースとは、どうしたらテレアポで受注率を上げられるか?事前 の下調べをするなど。
アウトプットベースとは、とりあえずテレアポをとる。提案資料を作成するなど。
アウトプットベースの行動の中にも、成果に直結するアウトプット (テレアポをとる) と間接的に成果を加速させるアウトプット (提案資料を作成する) があります。
明らかに、本橋は成果直結型アウトプットベースの行動を主体としている。
その結果、同じ行動量を積んでいる人よりも目に見える結果が現れやすくなる。これこそ要領の良さであると感じました。
ここまで書くと本橋のようにアウトプットベースの行動を心がければ誰でも簡単に要領の良い人間になれることになります。
ただ、事実そのようになっていません。インプットベースに行動する人が多いのです。どうしてインプットベースな行動をついついしてしまうのでしょうか?
ぼくは実体験と照らし合わせた結果、「失敗への恐れ」が原因だと感じました。ここでいう失敗とは、「NGが出ること」です。
先程の例で言うと、テレアポした企業様に断られてしまうこと。
もっと身近な例でいうと、自分の企画を提案したり、自分の意見を会議に出すことに対して、上長 (その他会社に関わる人たち) に否定的な意見を言われることもそうでしょう。
NGが出ることを失敗と捉え恐れるからこそ、インプットベースの行動に走りがちなのです。
NGが出ることを失敗と捉えると、インプットベースの行動に。
NGが出ることをデータの蓄積と捉えると、アウトプットベースの行動に。
(データの蓄積とは、何がOKで、何がNGなのかという情報を得ること)
この違いなんだろうと感じました。
まとめ
今日は「要領の良さ」について考えました。
『要領の良さとは、アウトプットベースの行動ができることである。』
この行動ベースを主体とするには、NGが出ることを「失敗」と捉えるのではなく、「データの蓄積」と捉えることなんだろうと思います。
このマインドセットのもと、社会人2ヶ月目はアウトプットベースの行動を心がけて過ごしていきます!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました😆
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