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役に立たない絵画の話。ファッション芸術おじさんがクレーを語る

絵は好きです。

特に2次元美少女が!

そんなファッション芸術おじさんが唯一知ってる歴史的に有名な画家パウルクレーについて浅はかに調べて浅はかに語りたい。

そもそも僕がクレーを知ったのは、とある本を読んだ時でした。

実はファッション読書家でもあるわしは、川端康成の本が大好きなのです。

いや、正確には川端康成の書く本に出てくる女の子が大好きなのです。

わしの推しは、「山の音」の菊子さんです。読みながら恋してました。

そして川端先生の作品の「古都」を読んでいた時にクレーの名前が出てきまして、気になって調べたところ、

やだ!この絵超かっこいい!

ってなってクレーを知ることになりました。その時見た絵はとても気に入っててスマホの壁紙にしてあります↓

「蛾の踊り」
子供心を感じる絵、綺麗な階調的な色彩、絵全体を覆う傷の感じ。たまりませんな。知らんけど。

宮台先生風に言うとこの絵でわしの心は傷つけられました!

そんなわしの心を傷つけたパウルクレー。


1879-1940
スイス人

クレーの凄いところは、画家であると同時に1人のバイオリニストだったそうな。

音楽一家の生まれで幼少からバイオリンを始め、画家に転向した後も楽器は続けていたそうな。

プロのオーケストラに所属してたり弦楽四重奏やってたりしたらしく、腕前も相当の様子。

もうモテる要素しか見当たらない!

更にクレーのすごいとこ!

クレーの作品には音楽に関するタイトルが付いてるものがありまして、なんと、音楽理論を絵の中に落とし込んでしまったんです!

絵と音楽を行き来する彼ならではの発想ですね。

今でこそ音楽と映像の同期なんかはもう珍しくもありませんが、まだそんな技術の欠片もない時代にアナログ的手法で絵で音楽を表現しちゃったんですね。

わしはね、芸術っていうのは遠回しなものの表現だと思うのですよ。
どうやってその風景を描写するのか、その風景を見た感情をどうやって描写するのか。
技術と知識とアイデアでそれを形にする。
そういう完成までの過程を含めた悪意なき純粋で遠回しな表現が芸術だと思うんです。知らんけど。

まあ要するにクレーは僕のとって最&高だYO!!

と、クレーについて調べてたら画集が欲しくなってしまったので買っちゃいます!

画集ほしいとか思ったの人生で初ですね。与謝蕪村の画集なら古本屋で興味本位で買って持ってますが。

いつかは本物も見てみたいですね。

やっぱり本物じゃないと色やらなんやらが全部伝わってこないだろうし。知らんけど。

とりあえずは画集買ってもっとクレーを知ろうと思います。