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【共同執筆】雑学連想ゲーム#2【水島ひらいち】

前回の記事はこちら。

涼:
その雑学を披露するのはパッション屋良の存在を後世に語り継いでいく唯一の手段じゃが。

胸を叩いて…と言えばやっぱりゴリラのドラミングよな。
つい最近もクイズ番組でやっとったし、割とよく聞く雑学かもしれんけどあれって実はグーじゃなくてパーで胸を叩いとんよな。大人のゴリラじゃと2km先まで音が届くこともあるとかなんとか。
2万頭の大人ゴリラがおったら地球一周伝言ドラミングゲームが出来るが。
ちなみにキツツキが高速で木にクチバシを打ち付ける行為、あれもドラミングっていうで。

八重:
普通の雑学に面白要素を取り入れるのは流石じゃなって毎回感心するわ。伝言ドラミングゲームやるためにも大人ゴリラは保全していかんとおえんが。

ゴリラと言えば全員血液型がB型っていうのはよく知られた話じゃと思うけど…じゃあABO式の血液型ってなんでA、Bと来てO型なんかっていうのが不思議よな。
あれって実はA型とB型にそれぞれ抗体のカタチがあるんじゃけど、どっちの抗体も持っとる人、持っとらん人が判明したんよな。じゃけん、持っとる人をAB型持ってねぇ人を0型(ゼロがた)にしたんじゃけど、これがいつしかアルファベット表記になったんよな。
俺はA型・B型と来てC型が発見された時にCの字が汚くてOに誤読された説を今でも推しとるけど。

涼:
聞いたことがあるけど定着してねかった雑学の筆頭じゃわ。八重にはこれからも末代までC型説を唱えていってほしいところじゃで。

C型で思い出したんじゃけど、視力検査で使われるCに似たマークのことをランドルト環っていうのは八重も知っとるかな。
フランスの眼科医、エドムント・ランドルトが考案した記号じゃな。
日本だとこれを使った視力検査が一般的なんじゃけど、世界には別の種類の検査方法もあるんよ。
単純にアルファベットを読ませるスネレンス指標、Eの字をランドルト環よろしく色んな向きで配置するEチャート、アメリカなんかだとこの2つがよく使われとるな。
俺は年々視力が下がってきとんじゃけど、この前の視力検査は勘が冴え渡って前回よりも倍くらいよくなってしもうたわ

八重:
俺も全く同じ事象が昨日の健康診断で起こってしもうたが。
0.4→0.7になったけん、当分は運転にメガネが必要なくなりそうじゃな。

勘…で言えば、『第六感』っていう言葉があるよな。
ピンとくるあの感覚なんじゃけど、試験とかでも「なんとなくこう思ったら当たった!」「最初何となくでこれ書いて、後から考え直して書いたら結局最初に書いたやつが当たっとった」っていうやつ。
あれって実は最初の2秒で考えとることが90%くらい当たっとるっていう研究があるくれぇ信憑性が高いんよな。マルコム・グラッドウェルっていう人が本にしとんじゃけど。
本来なら人間が持っとる五感を超えた感覚を第六感とか超感覚って言って、Extrasensory Perception(ESP)って言われるよな。ポケモンのエスパータイプのエスパー、このESPに-er(~する人)っていう意味じゃで。

涼:
余談じゃけどエスパータイプのポケモンが虫タイプに弱いのって何でなんじゃろうな。
何考えとるかわからんけんかな。

ピンとくるって言葉を使っとるんじゃけど、この「ピンと」は急に勢いよくはね上がったり、そり返ったりするさまを表す語で、まぁなんとなくそのまんまかなって感じじゃな。
じゃあ英語だとどうなるんかというと、ring a bell (ベルを鳴らす)っていう言い回しをするんよ。
ピンとくるっていう感覚が、心の中でベルを鳴らしてはっと思い出したりみたいなところからきとるんじゃな。

~続く~


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