水島さんの交換日記#105「どうしても置きたかったアレ」
どうも。
水島ひらいちの八重です。
前回の記事はこちら。
…いや、俺も毛越寺のことを「もうえつじ」としか読めんと思う。そもそもお寺の名前って普通の読み方じゃねえしな…兵庫の西の方に『生石神社』ってのがあるんじゃけど、これも読み方カオスじゃで。(詳しくはググってみてな)
引っ越しをした時の話
確かに涼は引っ越し得意そうよな。
仕事柄、全国転勤の可能性があるし、それ故にそこまで大きいものを家に置いてねぇイメージがあるわ。
俺は逆に引っ越しするっていうことに対してすごい抵抗があるというか、一回そこに住み始めると根っこがすぐに張られて動けんくなるんよ。笑
<どうしても置きたかったアレ>
これは、俺が2つ前の引っ越しの時の話なんじゃけど。
とある事情で、家を買うことにした。
って言っても、マンションの1室なんじゃけどな。
その時は、当時同棲しとった彼女と破局した直後で「こんな家にずっとおっても、元カノのことを思い出すばっかりじゃしな…」って悩んどった時期じゃった。
それでも、35年のローンを組んで、2500万円・3LDKの家を買うっていうのは26歳の独身男性にとっては一大イベントじゃったで。
周りからは「もう結婚するの?」とか言われたけど、結婚はおろか彼女が出来る見込みの無い状態から家を買ったけん、余計びっくりされとった。笑
この時に家を買った目的っていうのは、
・資産運用的な意味合いで、地価が上がりそうな場所だったので。
・一人の空間で思い切り自由を満喫したかった。
っていう2つじゃな。後者の比率が90%くらいじゃったけど。笑
ほんで、その目的を達成するために絶対に欲しかったのが、
全自動麻雀卓。
高校の時から麻雀を覚えた身にとって、大学で初めて全自動麻雀卓を触れた時の感想は
「これがあればあの頃(高校時代)にもっと麻雀できたのに…」
じゃったんよ。
麻雀が好きな人は分かると思うけど、手打ち(自動じゃない麻雀)で一番時間が掛かるのは洗牌~理牌(牌をシャッフルして、皆に回してからスタートするまで)なんよ。全自動にするとここの時間が10分の1くらいになるけん、1勝負が5分もあれば片付く。
それで、そのうちこの全自動麻雀卓を家に置きてぇな…っていうのが夢になっとった。それが遂に叶う事になったわけよ。
ヤフオクで8万円くらいじゃったかな?家の鍵を貰ったタイミングで丁度届いて。その時は新居の住所がわからんかったけん、配送会社の営業所留めにしておいて、仕事の休憩中に車で取りに行った。
多分、20キロ以上はあったと思う。一人で運ぶのはしんどすぎたけん、休日に暇だった友人に「組み立てたらそのまま徹マンやろう!」と声をかけた。
二人でえっちらおっちら運んで、いざ組み立てを開始したのが夕方になってから。全自動麻雀卓を組み立てるっていう経験をしたのもええ思い出じゃな。
ほんで、暗がりになってようやく組み上がった時の感動は今でも覚えとる。
じゃあスイッチ入れて、打ちますかー!って意気込んだ瞬間、気づいた。
まだ電気の契約してねぇ。
近頃のマンションって、予備電力が裏で動いとるみたいで最低限の電灯は点くようになっとんよ。
普通のコンセントに関しても、1分くらいは電力を供給してくれるみたいじゃけどそれを超えるとプツンと切れてしまう。つまり、全自動麻雀卓は使えん。
その事実を伝えた時の友人のションボリした顔も、今でも覚えとる。
結局その日は和食のさとでしゃぶしゃぶを奢って、元気になってもらったけど。笑
今はマンションも雀卓も無事に高値で売れたけん、普通のアパート暮らしに戻ったんじゃけど。あの時は夢のような暮らしじゃったわ。
<次回のお題>
身近なものに歴史を感じた瞬間
うちらの母校である高校って、すぐ近くが古墳じゃったっていうのは涼もご存知の通りよな。
そんな風に『身近なものに歴史を感じた瞬間』を教えてほしいわ。
場所だけじゃなくて、モノを見たり人を見たりとかで歴史を感じた話でもええなと思うで。
\こっちも見られーよー/
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