見出し画像

結婚式に出たらキモいお願いをされた話

今週は忙しかった。
楽しい用事が多くてありがたいんだけどね。
なかなかnoteは書けなかった。

しかしどうにか、3時間ほどの自由時間を確保。
よし、集中して書くぞ。
とりあえず寝っ転がるか。

……。
ふあーぁ。
おやおや少し眠ってしまったようだな。
15分くらいかな。
まぁ少し寝た後のほうが頭も働くだろうし良いだろう。
あと何時間くらいかな?

……あと30分!?
嘘だろ。2時間半も寝てたの?
ほわわわわ!

どうも、ひらおです。
そういうわけで頭はスッキリしていますが心はめっちゃ焦っています。
勢いを大事に書いていきますぜ。

さて先日、小学校からの友人の結婚式に行ってきました。

写真の掲載許可取り忘れたので料理の写真

いやー、本当に良い式だったね。
参加者に楽しんでもらおうっていう気持ちが溢れてた。
新郎新婦の人柄が伝わる、素敵な時間でした。

細やかな気遣いは至るところに表れていたんだけど、たとえばこれ。


後撮りですまんな

ひとりひとりの席にカードが置いてあって、手書きのメッセージを書いてくれている。
相当な人数がいたから面倒だろうに、嬉しいねえ。

なんて書いてあるか読んでみよう。

ん?

不穏な下2行

こわーっ!
なんだこれは。何やらされるの?

俺は陽キャとはかけ離れた人間で、
人前に出て音頭を取るのは苦手な方である。
もともと緊張していた肩がさらにこわばる。

いや、意外とみんなのメッセージにこういうこと書いてあるんじゃないか?
最終的にみんなで歌うとかじゃない?

そう思って隣の友達とメッセージカードを交換して読んでみる。

とても普通なことが書いてある。
そりゃそうか…。

俺のメッセージカードを読んだ友達は大受け。

「面白いからこれ回してもいい?」

というわけでテーブル全員に俺のカードが出回るという謎イベントが発生する。
みんな大受け。

その後、テーブルごとに新郎新婦に挨拶に行く時間があったので、新郎に問い詰める。

俺「事前に聞いてないんだけど!」
新郎「大丈夫、『翼をください』歌ってとか言わないから

ここで『翼をください』が登場するのは、小学生時代のある出来事が関係している。

当時の集会委員が『全校カラオケ大会』なるイベントを企画した。
各学年ごとに代表者を募り、最終的に全校集会で歌わせて優勝者を決めるというもの。

当時5年生になったばかりだった俺は
羞恥心というものがギリギリ芽生えておらず、颯爽と立候補して優勝した。

その際に歌ったのが『翼をください』である。
(記憶を掘り返すと違う歌だった気がする…まぁいいか)

歌がうまい人は他にいっぱいいたけど、みんな人の目を気にして立候補しなかったんだろうね。
おかげで俺はチャンピオンの称号とまあまあの黒歴史を手に入れた。

…という出来事を新郎はいまだに覚えており、時々こうやって触れてくる。

あと、学芸会で熱演した様子とかも触れてくる。ヤラシイわぁ。
彼は昔からちゃっかりしていたため、俺は彼の黒歴史を持ってない。不公平だわ。

まぁ、さすがにこのおめでたい場で俺が歌わされることはないだろう。
誰も得しないもんね。
なんやかんや楽しい出番だろう。

…と思いつつも、2次会までの空き時間に友達と行ったカラオケでしっかり
『翼をください』を歌う俺。

準備はバッチリだぜ。

で、結局どんな出番だったのかというと。

新郎「では今からビンゴ大会をやりまーす」
一同「イエェェェーイ」

新郎「あとひとつでビンゴだという状態になったら『リーチ』って言ってほしいんですけど」
俺「(ざわ…ざわ…)」

新郎「どんな感じで言ったらいいのかわかりませんよね?お手本を見せてもらいたいと思います」
俺「……!!」

新郎「最高位戦日本プロ麻雀協会所属…ひらおけんたろうプロです!」

…という流れで、リーチ手順を説明してきました。
さもリーチのプロかのように振る舞っていたが、
実はこの前のリーグ戦でリーチ手順をミスって立会人を呼ばれているのは内緒である。

俺「間違いなくあとひとつでビンゴだったら、大きな声でこういいましょう。(スーッ)」

ここが一番緊張したね。
そして人間、緊張すると声が高くなるよね。

「リーチ!!!!(ソプラノボイス)」
一同「イエェェェーイ」

みんなあったかくてよかったぜ。

その後、ビンゴは惨敗したものの、

酒に酔った男共の
「ねえねえww麻雀教えてよwwロン!カン!3000-6000は4000-8000(←絶対に間違ってる)ww北抜きってどう?いい感じ?」
とかいう絡みを軽くいなしたり、

野球部メンバーと野球談義で盛り上がったり、改めておめでとうを言ったりして。

超ーーー楽しかった!!

素敵な式に呼んでもらってありがとう。
無理せず、末永くお幸せに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?