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4期生へのラブレター

以前、DLS公認スタンスインストラクターの3期生の募集が始まった時に、3期生へラブレターを書きました。
そして、それを読んでくれた方と今一緒に勉強していく仲間になれました。
今回、4期生にもラブレターを書きたいと思います。

この資格はダンサー専門のエクササイズインストラクターの養成コースなんですが、
インストラクターとしての活動をする人もいれば、
自分の教室にエクササイズを取り入れるために勉強をする人もいます。
勉強の内容を何に使うかは、その人次第というところになります。
共通していることは、コース信条でもある
【Happy Dancing 】と 【First No Harm】です。
長く現役で踊るために必要な考え方、ダンサーを長い目で育てていくという考え方です。
ケガをさせないということは、当たり前のようで当たり前になっていないことが多いです。
これを身につけるだけで、スタジオでの指導の軸ができるし、
スタジオを経営していく上で、保護者の方にも安心してもらえる、指導の方針を理解してもらえる材料になると思います。

私が舞踊系の大学時代によく「ダンサーを診れる医師が少ない」という話題がよく上がっていました。
ダンサーの動きって少し独特で、普通の生活をしていたらあまり気にしない筋肉(人間だったら使ってるんだけど)のトレーニング(レッスン)をして踊ることで、その分ケガの仕方が特徴的だったりします。
医師がケガの原因を理解できないと、痛みへの対処療法で終わってしまうこともあって、病院に行っても湿布もらって終わりだから。と、病院に行かないダンサーもいます。
大きい病院が近くにあればいいですが、
紹介状がないといけないし、なんとなく困った程度では行きにくい。

私は幸いにも現役中にケガや病気などで踊れなくなるということがなかったので『ダンサー専門』というところに注目することはありませんでした。
でも、現役や引退後、指導者の痛みっていうのは、踊りの中での動きの癖や昔のケガの後遺症も大きく影響するので、できるだけ踊りの身体の使い方を知っている人に相談した方がいいと思います。
そして私たちはその一片を勉強することになります。
診断はできません。私たちはインストラクターなので。
でも、痛みが出る原因を見つける目は持つことができます。

このコースで身につけられることは、ダンサーを育てることの中の一部ですが、すごく大きい範囲をカバーします。
First No Harm  まずはケガをさせないこと。
そして、ケガにつながる使い方を直したり、上達の近道を提示したり、
ダンサーを安全に育てていくことができるようになります。
自分の身体をリスペクトして、自分の踊りや表現を追求していくために必要な考え方やスキルを与える指導者になることができます。
Happy Dancing のお裾分けですよね。

バレエ解剖学という名前ですが、バレエ以外にも使える知識です。
私はモダンダンスの指導者です。
モダンやコンテは踊りに決まった形などの細かい指針がありません。
だから自由な踊りと言われるのですが。
指導では生徒さんの身体を見極めて振り付けを選ぶ必要があります。
そこで、解剖学を理解しておくとそれがしやすい。
無理な動きに見えるが、実は安全に練習することが可能なものも増えます。
指導者、振付家は身体のことを勉強するべきだと思うんです。
年齢やダンス歴に合わせて振り付けを変えることができるというスキルを身につけて、その上で素晴らしい作品を作ってほしいと思います。

勉強は大変です。試験も難しいです。
でも、それを乗り越えて、たくさんのダンサーを助けることができるスキルを獲得する道を一緒に歩きましょう。
先に勉強し始めた人たちがたくさんいます。
ライバルではなく、助けを求めることができる仲間がたくさんいます。
愛さんからは勉強内容だけではなく、勉強方法や気持ちの面でのサポートももらえます。
私はそのサポートの仕方そのものがすでに勉強になって、
自分のスタジオでの生徒との関わり方が変わりました。
自分の1年後がどうなっているかを想像してみるのもいいかもしれません。

申し込みしたよ!という方、ぜひ私と繋がってください。そして一緒に勉強しましょう。
そして、まだ迷ってますという方、一緒に勉強をしていく仲間になりませんか?私も相談に乗ります。ご連絡くださいね!


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