子育てを楽しむためによむnote乳児編
みなさん、おはっぴー!といです。
私は10年目の保育士をやっています。そして日常的に子どもに囲まれて日々過ごしています。
子どもが好き!子どもに興味がある、これからそういった仕事に携わる方は特にこのnoteをみてください。
このnoteでは、私が保育士として一児の父として経験してきた子どもとのかかわり、子どもの成長の姿、おまけで場面に合わせた言葉掛けのコツを書いています。よかったら、最後まで見ていってください。
目次
乳児期幼児期について
子どももひとりの人間
子どもの成長とは
乳児期幼児期について
まず簡単に『こども』って言葉について前提として話していきます。
子どもといえば、みなさんはどのくらいの年齢を思い浮かべますか?
0才児の赤ちゃんですか?それとも小学3年生くらいですか?
正直なところ、どちらも子どもであることは間違いないです。
今回は、保育園に通うくらいの子どもに焦点を絞ります。そして子どもと言っても、普段私が関わっている子どもも大きく2つに分けて考えられます。
それが乳児期、幼児期です。
乳児期とは主に、0〜2歳程度まで、幼児期とは3〜5歳程度までを指します。場合によっては異なることもあります。
"子どもにはこうした方がいい"みたいな事があっても、5歳を前提にした内容のことを1歳の子どもにやっても伝わらないですよね。
そのため、『各年齢や各月齢に合ったかかわり』がとても重要になっていきます。
このnoteでは主に0から2歳の乳児期について話を進めていきます。
子どもも1人の人間
次に子どももひとりの人間として捉える一つの視点。
これは出来ているようで出来ていない人が多いかなと思います。
ではどういう事なのか、例をあげて紹介していきます。
ある親子のやりとり
子「これ自分でやりたい!」
親「どうせ出来ないんだから、やめときな!」
子「だって、やりたい!」
親「もういい加減にしなさい!」
なんて事があったとします。→ちょっと極端になってしまっていますが。
こんな風にあなたが言われたらどう思いますか?やりたいことをやらせてもらえない。
どうせ出来ないんだからと冷たくあしらわれる経験したいですか?
そうではない方が大半ではないかと思います。
子どもも同じです。
嫌なことを言われると傷つくし、素敵な言葉を掛けられると嬉しいものです。
幼い頃に受けた言葉や大人のかかわりは、成長していく中でとても重要な存在です。
必ずというわけではありませんが、あまり褒められてこなかった人は、上手く愛情表現をできなかったり、褒められ慣れてないからと他人からの評価を疑ってしまったりする事があります。実際、そんな方と関わる事もありました。
『自分がされて嫌なことを子どもにせず、されて嬉しいことを子どもにしていきましょう』そうすることで、自身の言葉を使った表現力も高まりますし、子どもの良さを見つけたり引き出したりする事ができます。
子どもの成長
子どもの成長とは
子どもは様々な場面の中で経験を積み重ね、成長をしています。
仰向けで寝転がってたのが、寝返りをうったり、起き上がって座ったり、立ったり、着替えを自分でできるようになったり、トイレが出来るようになったり、食具を使って自分で食べるようになったり、言葉を話したりとこの乳児期における成長は凄まじいです。
正直、乳児の成長は激しいために昨日できなかった事が突然出来るようになっているなんてことはよくあります。
生まれてからたった数ヶ月数年とは思えない成長の速さや吸収力に驚かされます。
成長の姿を見ると、嬉しさとともに寂しさもあったりします。
子どもが日々の中でたくさんの刺激を受けてすくすく育っていくということが大事。
そこで大切になっていくのが、言葉掛けと環境設定。
言葉掛けは、各段階によって細かく分けると違いはたくさんありますが、常に意識したいのは、子どもの過程を捉えて褒めていく事とプラスの視点を持つこと。
「すごいねー」「よく出来たねー」だけではなく、「自分でスプーンを使ってご飯がすくえたね」や「お皿を持ってスープが飲めたね」など場面に対して具体的に伝える意識が大切。こうして伝える場面はたくさんあります。
そして、その言葉掛けで子どものモチベーションを上げたり、更なる成長につながるようにしていきます。
また、子どもも自分の姿をしっかりと見てくれているという気持ちを味わえるようにもなるので、意識してみてください。
スマホをいじりながら「すごいね」と言われても嬉しくないのはわかりますよね。
子どもの姿をしっかりと捉える意識を大人も成長させていきましょう。
こうして伝える習慣を持つことで、大人も自然と言葉のバリエーションを増やすことが出来ます。
子どもの成長には、まわりの大人のかかわりがとても大切になっていくので、子どもの姿をしっかりと捉えながらかかわっていきましょう。
今回のnoteでは、乳児期の子どもとかかわるうえで意識しておくといいことを書かせていただきました。
ーーーーーーーーーおまけーーーーーーーーー
おまけでは、場面ごとにおすすめな言葉掛けを紹介していきます。
朝の準備編
朝は仕事にいくため、登園時間に間に合わせるため、気持ちが急ぎやすく、子どもは眠かったり、動くのが嫌だったりすると思います。
大人もそんな時は、急かされると嫌ですよね。
なので、そんな時は子どもと朝のルーティンをつくるといいことがあります。
起きたらカーテンをあける。
布団をたたむ。
など、なんでもいいですが少し体を動かすものがいいかと思います。
特に2歳くらいからママやパパのお手伝いに興味をもち始めるので、その機会を活かしてみるのがおすすめです。
お風呂編
親「お風呂はいろー」
子「入りたくなーい」
というやりとりってありませんか?
大人の中でキリが良かったり、大人の生活リズムで声を掛けていたりしませんか?
子どもは大人と同じリズムではありません。自分がまだ作業の途中に声を掛けられたら少し困ってしまいますよね。
だからといって子どもの姿をみてキリの良いところを見つけるのは大変です。探しているうちに次のことが始まり、更に見失います。
食事への集中力が続かない
食事中に食べ終わっていないのに立ち歩いてしまうことありませんか?
保育園では食事のスペースとあそびのスペースを分けるようにしています。
スペースを分けることで、周囲からの刺激を減らし、集中しやすい環境をつくっています。
保育室なのからスペースが広いのは当たり前。そう思われるかもしれません。
なので、家庭用にアレンジを紹介します。
家庭でやる場合には、まず、床に落ちているおもちゃなどはしっかり片付ける。
そして、おもちゃの棚などに目隠し用の布をかけてください。(できれば、色味の薄いもの)
こうして気になるものが目に入りにくくすることで食事への集中がしやすくなります。
また、2歳くらいになってきたら、自分で育てるという方法もあります。
できあがった料理に子どもはそこまで愛着はもちませんが、自分で野菜を育てることで食材への興味が深まるうえ、自分で育てたものだから食べてみたいという気持ちに繋がります。
季節に合わせて色々な食材との出会いをしてみてはいかがでしょうか?
最後に更におまけ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
https://twitter.com/hiraganahappy7/status/1410536331600547840?s=21
上のツイートで取り上げている声の段階表を図解にしてみました。
ほしい方はこのnoteを紹介しているツイートをRTして、私のTwitterにDMをください。
内容は「図解」と入れていただければDMにて送らせていただきます。
この度は、私の初めてのnoteを最後まで読んでいただき改めて本当にありがとうございました。
このnoteを読んで、少しでも子どもとの時間を楽しめる方が増えたらいいなと思いますので、RTいただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。
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