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【科目編】ラ・サール中入試説明会(2022.10.31)
入試説明会に参加してきました。各科目責任者の先生からの説明をレポートします。私の個人的な解釈が入る可能性あることを予めご了承ください。リンクは当noteの過去参考記事です。
国語(100点満点)
・昨年度より選択肢はイロハではなくアイウエオ
・説明文、小説、漢字の大問3問構成
漢字は小学漢字のみ、その組み合わせの熟語
漢字の正答率推移(46.8%→35%→57.4%)
・設問をよく読もう
本文の抜き出しでは高得点にならない、論理的文章で回答を
・漢字は意味まで合わせて、辞書を引こう
・色々な文章を読んでください(新聞や文庫、新書など)
・要約や記述の練習をがんばりましょう
過去問の解答用紙を見れば明らか。漢字は難しいな、、、と思っていたけれど実際の正答率は非常に低かった。そういう意味では難しすぎて意外と差がついていないのでは?ただ語彙は文章読解に影響するので対策するにこしたことはない。
算数(100点満点)
・例年通りの出題予定(大問6問構成)
・1の計算で約10点、2の小問集合で約30点
ここはウォーミングアップなんや
・3以降は大問
・比、規則性、場合の数、整数、速さ、平面、立体
どれが小問でどれが大問かは毎年変更している
・途中式を書かせたり作図をする問題も出す
定規とコンパスは持ち込み可能、分度器は不可
・仮分数でOK、ただし約分忘れは減点対象
・計算用紙は一切採点しない(けれど生徒の出来は確認している)
・問題文を正確に理解しましょう
・他者へ伝える姿勢(字や線を読みやすくわかりやすく書く)
・定理を誤って利用している誤答も(日頃から解法の理解を意識)
・文章題を解くときにも図を書こう
・入学後も謙虚に努力し続ける学習姿勢を身につけよう
例年通りで間違いなさそう。しっかりとラ・サール対策を。
社会(50点満点)
・例年通りの出題予定
政治10点、日本史15点、地理15点、総合10点
・出題順に他意はなく、図版のレイアウトの問題で変わるだけ
・小学校の教科書内容+時事
今の社会の出来事に関心を、新聞を読もう
・日本地理に加えて一般常識とも言える世界地理は出す
・小6までに習う漢字は原則漢字で書くこと
・50点満点は記憶にない、40点で非常に優秀
・今の環境は当たり前ではない、受験勉強できることに感謝を
極めて個人的な感想ながら、やはりラ・サールの社会は小6からのスパートがきく。公民+時事みたいなところの比重が高いので。しかも上位が満点をとるわけでないところも。昨年の生徒、社会がとてもできて他校だと9割近くみたいな生徒も本番の自己採点では42点。40点到達へは並々ならぬ労力が必要ながらも35点ならばとは思う。塾から帰宅して報道ステーションかNews23を毎日見ていると時事対策になると思う(体験談)。
理科(50点満点)
・4分野から出題、出題順と配点は年度により異なる
・物理と化学はデータや図を読み取る力
・生物と地学は思考力を問う
・事象の正しい理解という意味での基礎力を問う
・図を書くなどして情報を整理し、正しく計算する力を
・観察し考える習慣を(普段から自然の不思議に興味を)
生物や地学でも計算系の出題がよく見られるので。理科のことを考えても算数の力が重要なのがラ・サール。