映画祭ツアーに行ってきます

今日から12日間ほどかけて映画祭ツアーに行ってきます。ロッテルダム国際映画祭（オランダ）から始まり、ヨーテボリ映画祭（スウェーデン）、スラムダンス映画祭（アメリカ）の順に回ります。

まずはロッテルダム国際映画祭です。ロッテルダムでは、上映後のQ&Aが3回行われます。

1月23日　14時15分の上映回（Pathé 6）Q&A

1月24日　19時30分の上映回（KINO 3）Q&A

1月25日　15時00分の上映回（LantarenVenster 5）Q&A

この3回でQ&A付きの上映があります。チケットはすでにSOLD OUTの表示が出ています。割と淡々とした映画なので、満席という熱量を頂ける事で、より面白く感じれるんじゃないかと思いました。今日のロッテルダム国際映画祭の「あと1日で始まるよ！」というカウントダウン画像に『SHELL and JOINT』の画像が使われていて、観たい人は増えただろうに、もうチケットは無いのでもったいないですね〜。

この画像を選んでいるところに、ロッテルダム国際映画祭のトーンと言いますか、作品のセレクションの方向性が見て取れるのかも知れません。こう言ってはなんですが「世界中の変わった作品を集めた大会」みたいな感じでしょうか。いや、今年は山田洋次監督、大林宣彦監督、深田晃司監督の作品も上映されるから「世界中の変わった作品を集めた大会」と言ったら失礼ですね。すみませんでした。

ロッテルダムには1月22日から26日の朝まで滞在して、26日からスウェーデンのヨーテボリ映画祭に向かいます。ヨーテボリ映画祭では4回も上映があります。

1月26日　19時15分の上映回（Biopalatset 7）Q&A

1月27日　19時30分の上映回（Biopalatset 3）

1月28日　10時00分の上映回（Göta 2）

2月01日　10時00分の上映回（Göta 3）

Q&Aは1回だけやります。本当は全部の回でやりたいのですが、すぐにスラムダンス映画祭に行かないと間に合わないんです。そして、ヨーテボリ映画祭の4回の上映もすでに、SOLD OUTになっています。満席での上映を全部体験したかったのですが。

ヨーテボリには26日に入って、26日の上映後にQ&Aをやって、27日には早くもアムステルダムに移動します。タッチアンドゴーですね。ヨーテボリという街がどんな街かは全く分からないでしょうね〜。この先また映画祭に選んで頂いたらゆっくり滞在したいと思います。

そして、28日にアムステルダムを経ち、大西洋を渡ってアメリカに行きます。スラムダンス映画祭が開催されるパークシティは、ソルトレイクシティ空港から行くのですが、ソルトレイクシティ空港はアメリカの西側なので、飛行機で10時間ぐらいかかります。

28日の11時にアムステルダムを経ちますが、時差の関係で、28日の14時にソルトレイクシティに着きます。そして、その日の夜に上映があるんです。

1月28日　20時15分の上映回（Treasure Mountain Inn）Q&A

スラムダンス映画祭での上映は1回になります。パークシティには以前、短編映画の『Shikasha』という作品の上映の時に行ったことがありまして、メチャクチャ寒いのと、割と空気が薄かったのを覚えています。音楽の渡邊さんと雪の中を歩いて話していた時、ゼーハーゼーハーして話せなくなったので、何かと思って調べたら、標高が2100メートルぐらいで富士山の5合目ぐらいと同じと書いてありました。映画祭からも注意が来て、高山病になって二日酔いみたいな症状になるから、水をたくさん飲むようにとの事でした。あんまり酒を飲まない方がいい気がして来ました。

そして、スラムダンス映画祭はその名を轟かせている割には、こぢんまりした映画祭の様で、会場はTreasure Mountain Innというホテルになります。もっと言うと、私たちが泊まるのもTreasure Mountain Innなので、ホテルの外に出なくてもいいというコンパクトさ。寝坊しても5分で舞台上に行くことが出来ます。

1月30日にスラムダンス映画祭の表彰式があるので、何か受賞できるといいなあと思っています。『SHELL and JOINT』で初のコンペ部門での上映なので。受賞でもすれば、3月の劇場公開にもはずみが付きますし。

そして、31日にソルトレイクシティを経つのですが、太平洋を渡らずにもう一度アムステルダムに戻るという荒業です。アムステルダムでトランジットして日本に帰ってくるという、このソルトレイクシティ〜アムステルダムの10時間と、アムステルダム〜東京の12時間が連続するところが、今回の旅の一番の山場になります。体力的な。結局、航空券て、往復・往復・往復の組み合わせで買うのが一番コスパがいいんですよね。周遊券にして世界一周にすると、とてつもなく高くなりました。でも、飛行機に乗るのは嫌いじゃないのでまあ楽しもうかと思います。

映画祭期間中も出来るだけnoteを更新して行きたいと思います。