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試行錯誤して生きるおじさんの見本

同じようなことばかりnoteで書いてますけど、アラフィフになっても、こんなに仕事においても作品作りにおいても人生においても、試行錯誤するとは思いませんでした。

最近になって発見する仕事のコツも、ひとつやふたつではありません。「これ、もしかしてみんな知ってたの?」「自分だけ何十年も知らずにやってたの?」と思うこともたくさんあります。私は来年50歳なので、もうすぐ定年と言われてもいい年齢です。

「定年」という言葉は、完全にやり遂げたイメージがあります。ゴールです。デザイナーであればデザインについて100%理解しているイメージ。ソール・バスについて2時間話せるイメージです。魚屋であれば魚について100%知っているイメージ。ウツボを捌く時の小骨の外し方を教えてくれるイメージです。

そして定年後、100%理解した仕事の経験を生かして、次の人生を歩んでいくイメージがあります。デザインについて100%理解した人がやる蕎麦屋は、本質をついた本当に美味しい蕎麦が出てきそうなイメージがあります。

そんな「イメージ」を持っていたのですが、私はいまだにあらゆる部分で試行錯誤しています。全然うまく行かない事がたくさんあります。こんなことでは定年出来ないのです。人生の酸いも甘いも、光も影も分かった蕎麦が打てないのです。お出し出来ないのです。いや「ダシ」とかけている訳ではありません。いや、「かけ」だって偶然です。(蕎麦を比喩にすると面倒くせえな)

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