今年50歳になる
今年の6月で50歳になります。30歳になった時も、40歳になった時も、45歳になった時も何も感じませんでしたが、50歳になると思うとちょっと精神的にズシンと来ます。「360度どこからみてもオヤジである。」みたいな事はもはやどうでもよく、50歳は老人への入り口に立った気がするからです。
こう書くと老人をネガティブに言っているように感じますが、やはりまだまだ老いをポジティブに捉えることは出来ません。正直に言って、老うのは本当にイヤです。
とは言え、50代の先輩方も60代の先輩方もヘッチャラで楽しそうに活きているので、ズシンと来るのはこの50歳という境目だけなんでしょうかね。大気圏突入時、みたいな。
約50年生きてきて、「これで良かったのか?もっとやりようがあったのか?」みたいな事は全く考えないです。常に生きている時が一番楽しいと思って来たので、今でも今が一番楽しいですね。「ああしていれば、ああなれたかも。」みたいなのは無駄ですね。だって、ああして無いんだから、今そんな事考えたって、ああなれないんですから。
私は物事を計画的に進めて、一つずつ着実に実現させていく様に思われる事もあるんですが、全然そんなことはなく、毎日毎日足元を見て生きています。遠い将来にクサビを打って、確実に思い通りの人生を手繰り寄せるなんてことは全く出来てません。毎日毎日、「今日の夜ご飯は何にしようか?一緒に飲む酒は何にしようか?」という12時間後の目標に向かって生きています。12時間後の目標なので実現するんです。
私は毎日、ほぼ自分が食べたいものを食べて、飲みたい酒を飲んでいます。自宅では私が夕食を作るので、自分が食べたいものしか作らないからです。たまには子供モードにして、ハンバーグとかエビフライにすることもありますが、しっかり自分用に刺し身も買ってきています。
幸運なのは、私がとにかく魚が好きで刺し身が好きなことかも知れません。毎日魚料理でもいいです。毎日刺し身でもいいです。だから、それによって大きく健康を害することが無いからです。刺し身に、ダシ醤油とオリーブオイルをかけて食べたりします。これが、ラーメンが好きだとか唐揚げが好きだとかだと、毎日そればかり食べると健康を害してしまいます。
とにかく、日々、夕食のことばかり考えて生きてきて、50歳になろうとしています。私は小学校に行く前に、必ず親に「今日の夕ご飯、何?」と聞いてから学校に行ってましたので、ズーッと夕食を目標にして生きてきたと言っても過言ではありません。
そんな話はいいとして、理想的な50代って何なんでしょうね?
ここから先は
平林勇の定期購読マガジン
【内容】 ・Xや無料noteでは言えないこと。 ・有料マガジンでしか読めない記事。 ・毎記事2000字以上。 ・月に5〜8回投稿。多い時は…
サポートして頂けたら、更新頻度が上がる気がしておりますが、読んで頂けるだけで嬉しいです!