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ガンバレおじさん

私と同世代ぐらいのおじさんに向けて書いたnoteが、割と読まれる確率が高いので、久しぶりにおじさんに向けてのnoteを書いてみようと思います。

私はいま48歳です。体力や体調が劇的に変化する40歳冒頭の厄年を経て、もうすっかりおじさんの年齢です。もうあと戻り出来ないおじさんと言っても過言ではありません。ガラスに映り込む自分を見て思います。少しぐらい体の向きを変えたり、顎を引いたり、お腹を引っ込めてみせても、ガラスに映っているのは濃度100%のおじさんです。強いオーラを発しています。

別に嫌悪感ではありません。生きているステージが完全に変わったんだなと思うんです。20代の頃は10代を引きずっていましたし、30代の頃は20代を引きずっていましたが、40代になると30代を引きずれなくなってきます。40代半ばをすぎると、人生のステージが変わるんだと思います。

見た目はどうしようもありませんが、仕事や作品を作っていても、おじさんを感じてしまうことがたくさんあります。

レギュラーでやっている仕事でも「そろそろ若いディレクターに…」みたいな話がチラホラ出てきてドキッとします。そんな話が出ても、怒りや寂しさはありません。そういう年齢になって来たんだなと思います。私は会社員ではないので、需要が無くなったら仕事が無くなるだけなんですけど、会社員の方々は第一線の現場から、管理の方に異動させられたりするんでしょうね。カタチはいろいろあれど、右肩上がりのグラフの上にいないことを気付かされます。

先日、60代の大先輩と話をしていたら「オレらはもう自分が自分がじゃなくて、若い人たちのサポートをする年齢だし、それが役目なんだよ。」と言っていました。私はまだそこまで達観は出来てませんが、そういう心境になる入り口には入っている気がしています。

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