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写真で見る・この前の映画祭ツアー

先日行ってきた映画祭ツアーの写真をアップします。

私は初めての映画祭に決まると、どんな都市なのか?どんな規模の映画祭なのか?どんな大きさの劇場なのか?みたいな事を調べます。そんな時に、行った事のある人の映画祭旅行記みたいなのが凄く役に立つんです。私も微力ながら写真で残して、役に立てたらと思っております。

一方で、「社員旅行アルバム」みたいな側面もありますので、そこはご容赦頂けたらと思います。私たち「イエーイ!」ってやって写真に映ってますから。

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これがロッテルダムに行った全メンバー。ここに写ってないのは、この写真を撮影している中島古英さんだけ。上映後のQ&Aを終え、取材を2件済ませてからの打ち上げ。沈黙が0.05秒も無いほどワイワイしているチームです。

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おおよそ、このぐらいの大きさのシアターでの上映でした。80〜200席ぐらいな感じでしょうか。上映が終わると65%ぐらいのお客さんは出て行っちゃって、35%ぐらいのお客さんでQ&Aになることが多かったです。

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これはポーランドのメディアの方との取材風景。日本語を普通に喋る方だったので、普通に取材出来ました。トニー・レインズさんの名前も出てきました。かなり突っ込んだ取材で、後にメールでも追加の質問が来ました。映画ジャーナリストにとって、原稿が「作品」なんだろうなと思います。

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こういうインタビューは、ロッテルダム国際映画祭のプレスオフィスを通じて、オファーが来ます。白髪の方は通訳の方で、関西弁でした。2年以内に通訳なしでやれるようになりたいです。

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みんなで映画祭の公式トレーナーを買いました。

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ロゴマークがオシャレな映画祭のグッズは買いたくなりますね。トレーナーもTシャツも、ベースを選んでマークの色を決めたら、その場でアイロンプリントしてくれます。在庫を抱えないシステムですね。

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『SHELL and JOINT』のTシャツも持っていったので、みんなで着て記念撮影もしました。真ん中は映画祭のジュリアンさん。

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プロデューサーの勝俣さんと岡崎さん。すきあらば連絡連絡連絡連絡。ロッテルダムにいる時に、その先のヨーテボリやスラムダンスとのやり取りもたくさんありました。

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ロッテルダムのご飯はそれほど美味しくないと聞いてましたが、どの店も美味しかったです。まだまだ、かつてのイメージで語られているのかも知れません。

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映画祭オリジナルビール。私は飲むチャンスを逃して、一度も飲めませんでしたが。

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女性たちは6人部屋ぐらいのアパートを借りてました。オシャレで快適そうなアパートです。これがリビングで、部屋も何部屋かあるそうです。

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ずっと一緒に映画を作って来ているのに、大きな映画祭に初めて来た照明の野村さん。ずっと貯めていた「映画祭貯金」を使ったそうです。一緒に来てくれるだけで嬉しいものです。

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上映後に、観客を捕まえてコメントを聞くプロデューサー軍団。手前では勝俣Pが。奥では岡崎Pが。私はボーッとしているだけです。

そして、ここから2つ目の映画祭、ヨーテボリ映画祭になります。ヨーテボリ映画祭って、日本ではあまり知られてないと思いますが、ものすごく素敵な映画祭でした。まだまだ知らない素敵な映画祭はたくさんありますね。

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早朝便でヨーテボリに付いてしまったので、ホテルの2階にある映画祭の事務局で休憩しつつ仕事をしました。

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会場はこのぐらいの規模でした。小さくても満席になると気持ちがいいですね。

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Q&Aでは、日本語からスウェーデン語に翻訳して頂きました。筆者、ニヤついてますね。

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映画祭に来たからには全員スクリーンの前に並びます。私は監督なので観客の前に出る機会が多いですが、プロデューサーはじめスタッフの方々も、観客の前に出る経験はした方がいいと思います。自分たちの作品という実感がより持てますからね。

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上映後、果敢に観客の意見を聞きに行くプロデューサー軍団。私が「最強のプロデューサー軍団」と呼びたくなるのはこういうところです。

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劇場の中に、ちょうどいい階段があったので、組閣ごっこしました。

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ホテルに戻ったら手塚眞監督がいらっしゃったので、お話させて頂きました。

そして、ここからは3つ目の映画祭、スラムダンス映画祭です。

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ちょっとした学園祭の規模なんじゃないかと思えるサイズ感。同時期に開催しているサンダンス映画祭がパークシティの街を占拠しています。こんなに小さな映画祭なのに、エントリーする数も多く、メジャーな映画メディアが注目している映画祭なんですよねえ。

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たぶん、この方々の人望やらご尽力やらで、スラムダンス映画祭が注目される映画祭になってるんだと思います。上がポールさん。下がピーターさん。

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スラムダンス映画祭から合流した秋山桃子さん。私たちは、ロッテルダム、ヨーテボリの連戦で疲れ果てていて、いろんなパーティとかに連れて行ってあげられませんでした。「映画祭ってホントはこんなもんじゃないですよ〜」と言いながら。スクリーンのサイズもこんな感じです。

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スーパーマーケットで、肉やら野菜やらビールやらを買い込んで、自炊もしました。私は海外に行ったら、その土地で買った食材で料理をしてみたいんです。滞在が短かったので、スーパーマーケットには1回しか行けませんでしたけど。

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アワードセレモニー直前になると、会場は人で溢れました。こんなにたくさんどこにいたんだ?というぐらい。

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アワードセレモニーは、あっと言う間に終わってしまいました。

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さっきのアワードセレモニーの伊東さんの顔がボーッとしてたので、ちゃんとした伊東さんの写真も貼っておきます。

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『SHELL and JOINT』を強力に推薦してくれた、プログラマーのジョシュ・マンデルさん。

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ホテルのベランダから。ある日の朝焼けがキレイでした。パークシティはスキー場でもあるので、雪はこのぐらい積もってます。

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スラムダンス映画祭の公式カメラマンが撮ってくれた我々です。

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これは、スラムダンス映画祭の、アーティストとして活動している写真家の方に撮って頂いた写真です。

写真はみんなが撮ったやつの中から選んで使いましたが、写真の枚数で言ったらこれの100倍ぐらいありますね。もっと面白い写真もたくさんありますが、知らない人の新婚旅行の写真を見せられる感じになると思い、なるべく客観的な写真を選んでみました。

映画祭って行く事がどれほど大事かと、行ってみて分かります。顔を出すことが大事と言いますか。もちろんそこで深くコミュニケーション出来たら最高です。「いい作品を作れば自動的に映画祭に選ばれる」と思いがちですが、映画祭シーンって、そんなに公平ではありません。良くも悪くもですが。本当にこういう小さな積み重ねによって、自分の作品の「応援団」を、世界に少しずつ増やしていくしか無いんだと思います。

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