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仕事じゃない創作

ここ二週間ほど、仕事ではない創作を続けています。

いや、私が作り続けてきた短編映画はほぼ全部仕事じゃないので、ここ20年ぐらい仕事ではない創作をして来たとも言えるんですが、「作る当てもない」仕事ではない創作をするのはあんまりないんです。

ずっと「何月何日が締切であの映画祭に応募しよう。」という明確な目標を立て、それに向かって実現化して行く創作をして来ました。

今回は作る当てもない創作なのです。

私は常に「時間が出来たら映画の脚本を書こう。」とか「仕事が落ち着いたら映画やテレビやドラマの企画を立てよう。」などと思ってたんですが、そんなモノは永遠に来ないとホトホト諦めたのです。

なぜなら、私は時間があればあるだけ仕事に時間を使ってしまうからです。そんな時間の使い方を30年ぐらいして来ているのです。だから「時間が出来たら」とか「仕事が落ち着いたら」という前提条件では、仕事以外の創作をやれる事は永遠に無いという事なんです。

それでも、そんな日がいつか来ると夢見ていましたが、ある事に気がついたのです。一日の一番最初に仕事ではない創作をして、空いた時間で仕事をすればいいんじゃなかろうかと。私は与えられた時間の中で仕事をするので、予め仕事ではない創作の時間を引いてしまい、余った時間の中で仕事をすればいいじゃないかという考え方です。

いやこんな当たり前の事をドヤ顔で「新発見!」みたいな感じで書いてますけど、ビジネス書や自己啓発本なんか読めば、そんな事ばっかり書いてありますよ。「うっさいな!それが出来ないから困ってんじゃねえか!」と思って読んできた訳ですよ。

それでもなぜ私がこんな事をわざわざ書いているかと言いますと、やってみたら上手く行ったからなんです。もう圧倒的に上手く行ってます。午前中の一番脳が働く時間に、仕事ではない創作をやるのです。一番クリエイティビティ溢れる時間に仕事じゃない創作をやるのです。

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