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今のための仕事と未来のための仕事

ここのところ、noteを書いてもタイトルが適当だったので、何となく読みたくなりそうなタイトルにしてみました。本当はもう少し長くしたかったんですが、タイトルが2行になることが生理的にちょっと気持ち悪いんですよね。そんな事お構いなしにやる方が、今の時代の空気なんでしょうけど。

今の時代の空気っていうのは間違いなく「狭いコミュニティだけに伝わればいい表現」という事なんじゃないかと思います。もっと言うと、狭いコミュニティだけに伝わって終わりではなく、そこで着火させてマスに広げていく方法と言いますか。すいません、そのぐらいしか分かりません。もう何が何だか分かりません。

「こんなニッチな表現がバズるのか!」とか、「自分だけのツボだと思ってたのに、全国民的なツボなのかよ!」とか、そんな現象を目の当たりにすることが多くなりましたので、もう何が何だか分かりませんね。

私は職業的に「分かってる人」という立場に立たされることが多いですが、正直に言ってしまいます。もう何が何だかわかりません。狙ったからと言ってヒットせず、狙わなくてもヒットせず。一方で、狙ってヒットもしているし、狙わずにもヒットしているという。神様が適当にモグラ叩きみたくパンと叩いたモノがヒットしているだけなんじゃないかとすら思ってしまいます。そこに理由など無く、だからこそ、そのヒットは再現不可能という。

そんな絶望感を感じますが、週刊文春編集部と週刊ジャンプ編集部は、知恵と実行力で持続的にヒットさせてますから、それは偶然ではなく経験と実力の賜物なんだと思います。文春とジャンプがあることで、自らの実力の無さを見せつけられてしまう訳です。「今の時代、ヒットするモノを計算して作り出す事は出来ません!」とプレゼンで叫ぶ事が出来ないのです。文春とジャンプがいるせいで。

すみません。タイトルと内容に齟齬がありますので、タイトル通りの内容に修正いたします。

「今のための仕事と未来のための仕事」に関しては、今までのnoteでも何度も書いてきたと思いますが、フリーランスで何かを作る仕事に就いている限り、ずっと付いて回る課題なので何度でも書きます。

結論から言いますと、今、生活するお金を稼ぐ仕事をしながら、未来に生活するための種を蒔くことを、同時並行してやるのはキツいです。

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1,502字
Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

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