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その人に好かれたかったら、その人に仕事をお願いしろ。

「その人と仕事がしたい」と思われることが大事という記事をたくさんの人に読んで頂き、たくさんのスキも頂きました。

それに関連しての続編、「自分が何者であるか分からせることが大事」という記事を書きまして、それにもたくさんのスキを頂きました。

そして今回は三部作の最終章です。勝手に三部作にしてみました。クリエイターはいろいろな事が出来ることを見せたがりますが、本当はしっかり反応があったところを掘るべきなんです。恋愛映画も撮れるし、アクション映画も撮れる、バラエティ番組の演出だって出来ちゃうよ、という風に見せたい気持ちは重々わかるのですがそれではダメなのです。

教科書に載っている芸術家を見て下さい。いろいろな手法で描ける人は1人も載っていません。歴史的に1クリエイター1手法なのです。そればっかりやってるんです。ピカソの青の時代などというのが例外中の例外なのです。

K-POPは曲が当たったらそこばっかりやって来ます。だからこそ世界に進出出来たんでしょう。今の人は音楽をアルバムで聞けないとも言われます。そのアーティストの別の側面には興味がないと言いますか。同じ曲調の違った曲が聞きたいんです。

脚本を学ぶ人の多くが読む本『SAVE THE CATの法則』にもこんな事が書いてあります。ハリウッドのプロデューサーは「同じものだけど…ちがった奴をくれ!」と言うそうなんです。それが映画をヒットさせる秘訣だと。

三部作の本編を書く前に、長々と言い訳を書いてみました。

「その人と仕事がしたい」と思われる視点は、発注を受けるクリエイター側からの視点です。私はもう一つ大事な視点があると思ってます。

「その人に好かれたかったら、その人に仕事をお願いしろ。」

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