見出し画像

老害の気配

歳を取るにつれて良いことと悪いことがあります。老害的な事に対して無頓着になるのは悪いことです。私はどちらかというと謙虚すぎるほど謙虚に生きてきた方ですが、歳を取るにつれて無頓着になって来ている部分もあります。今までは言わなかった余計なひと言を言うようになったり、人に気を使わずに話すようになったりもしています。

それがどういう意識から生み出されているかと言うと、「どうでもいい」という意識から来ている事が分かります。歳を取ったせいか、誰にどう思われようが自分の責任で生きていくから放っておいてくれ、という意識だったりします。

女性からモテたいとか、年下から慕われたいみたいな意識もどうでもよくなってきます。どうでもよくなるというのは、もう自分には関係ないことだという意識です。結婚していて子供もいて、モテてもしょうがないんです。フリーランスでやっているから部下もいないので、年下から慕われても何も変わらないんです。

だから、ほとんどの事がどうでもよくなっているんです。

でも私は謙虚オブ謙虚と言われたほどの謙虚さを持って生きてきたので、どうでもよくなることで、本当の自分が出せているのかも知れません。私の本性はそんなものです。本当は適当に生きていきたいんです。「ほとんどのことはどうでもいい」と思っているんです私は。

しかし!

ここから先は

1,725字
Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

平林勇の定期購読マガジン

¥500 / 月 初月無料

【内容】 ・Xや無料noteでは言えないこと。 ・有料マガジンでしか読めない記事。 ・毎記事2000字以上。 ・月に5〜8回投稿。多い時は…

サポートして頂けたら、更新頻度が上がる気がしておりますが、読んで頂けるだけで嬉しいです!