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ものすごく怖いけど人に言ってないモノ

世の中を見渡すと、みんな平気な顔で生きているんだなと思い、羨ましく思うことがあります。特に私がいる映像の業界の人たちは、「軍事的」と思えるぐらいにタフな人が多かったりもします。軍用トラックの荷台に乗って、岩場の道を走りながら天井に頭をぶつけて、スマホでTVerを見て笑っている様な人たちです。

と思う反面、実はものすごく怖いんだけど、実はみんな人に言ってないだけなんじゃないかと思う事もあります。

私にも、ものすごく怖いモノはいくつかあります。今一番ホットなところでは注射ですね。とにかく皮膚に注射の針が入ってくるのが本当に嫌いなんです。インフルエンザの予防接種にしても、人間ドックの採血にしても、恐怖からくる血管迷走神経反射で倒れる可能性があるので、いつもベッドで寝てやってもらいます。

何度も書きますけど、インフルエンザの注射の時に私が「ベッドで寝て打たせてください。」と言うと、医者と看護師の「え?」がハモります。9割方ハモリますね。同じタイミングで「え?」と思うからでしょうね。ヒゲで坊主で、派手なTシャツを着て、派手なズボンをはいたオジサンが言うからでしょうね。

でも、近いうちにコロナのワクチン接種の順番が回ってきます。「怖いから打たない」という選択肢は私にはありません。「このバンジージャンプは飛ぶ」と覚悟を決めているからです。

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