就活なんてクソくらえ

社会人も4年目が終わりかけの２月。。
今は３社目の会社で働いている私ですが、就活ももう４年前か〜〜って思うと感傷に浸る訳です。

私の就活は大失敗の連続でした、今よりも尖っていて
何故か確証のない自信に溢れていて、周りのアドバイスとかをぶっちぎって就職活動していました…

もし就活を始める人がいたら、このしがない社会人の失敗談を聞いて
自分の就活に活かして欲しいと思う訳です。

1. スタート〜説明会？興味のない会社には行かねぇぜ〜

私が就活を始めた2015年は就活の情報解禁が4/1〜でした。
当時、アニメ・マンガ好きのただのヲタク系サッカー部員だった私はマンガの編集とか、テレビのディレクターとかになりたくて
出版社とかテレビ局とか、なんかメディア系のところばっかり説明会を申しこみ、「それなりの大学だし、体育会だし、俺なら通るだろ」という本当に訳のわからない自信を抱き、これらの会社にエントリーしていた感じです。

あと、僕の趣味がWIkipediaを眺めることなんですが…その中でも殊更に街のページを見るのが好きで…何か街のWikipediaを見るだけでそこに旅行に行けたよおうな気になりません？

とまあそんなことでディベロッパーにもエントリーしてました。
しかも大手のみ。これも「それなりの大学だし、体育会だし、俺なら通るだろ」精神によってでした。ろくに業界研究もせず「まちづくりがしたいんです！」と馬鹿みたいに唱えていたわけです。

あ〜今考えると甘すぎる〜、イタイ奴だ〜〜
嫌なやつすぎる…落ちて当たり前ですね…
本当に今から戻れたら自分をぶん殴りたいですね

まず、体育会とアニメ・マンガ系の文化系って割と対局のはずなのに…
「いや、俺体力には自信あるんで、結局は体力っしょ？」みたいなスタンスで行けると思ってた、大バカ野郎です。本当に。

就活舐めすぎてました。

2.落ちる落ちる、通らない面接〜何が悪いんだ！！〜

まあ上記のようなスタンスでいたわけで、当然面接は落ちまくりに次ぐ落ちまくり…

唯一いい感じのところまで行ったのは、某S英社の面接で、
二次面接まで行ったんですよね。
中学時代からのジャンプ っ子かつ、ジョジョが大好きだった私。
ジョジョ愛を面接で爆発させようと、集団面接に臨んだのですが…
同席したメンバー、面接官の「好きなマンガは？」に全員が『ジョジョの奇妙な冒険』と答える訳です。

謀られたっ！

おそらく、ジョジョ好きを集めて誰が一番面白いかを見たかったんでしょうね…勿論落ちました。ジョジョ立ちでもしとけば良かった…

一番行きたかった会社に落とされたあと、モチベーションを失い…
ロクに自己分析もできていなかった訳で…

面接解禁日の8/1の時点で、エントリーした会社のうち残っていたのは1桁のみ。

勿論全部落ちました。

3.もう一回エントリー→説明会→面接落ちる→エントリー→説明会→面接落ちる→エントリー…

その後、なりふり構わなくなった私は、リクナビとマイナビで選考が続いている会社を調べてはエントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！エントリー！説明会！面接！落ちる！を繰り返し…心も荒んでいきました。

なぜここまで上手くいかなかったのか、それは…

大手がいい！大手ならなんでもいい！主義

に陥ってしまってたんです。自分で言うのも何ですが、まあまあいい大学とまあまあ良い高校とを出てて、周囲はもう名だたる大企業に就職してる訳ですよ。メガバンク・総合商社・なんたら投資銀行・生命保険・外資・海運…

あ〜情けねぇ…俺は本当にクソ野郎なんだな
ちっぽけな人間だな…と思いつつ、周りには企業名で負けたくねぇし…
と、残っている大企業大企業大企業…

リクナビの検索でも一部上場とか、売上1000億以上とか、にチェックつけてたなぁ〜醜い…

OB訪問だったり、周りの先輩から、色々アドバイスされるも、変な方向にねじ曲がってしまった自我がそれを全て跳ね返して、そして面接に落ち続ける…無間地獄…でした。

4.就活末期の現実〜ヤベェやつパラダイス〜

こうして、8/1解禁の就活。私の戦いは11月まで続いていた訳です。

これくらいの時期になると、説明会にヤバイ人しかなくなります。
☑︎アンケートをかいている途中に急に机に突っ伏す。
☑︎声が小さすぎて何言ってるか聞こえない
☑︎金髪
とんでもない珍獣の集まりになってました。

そして思う「俺はこいつらと同じレベルなのか…」
絶望の淵に落ちていく…

この頃の面接だの何だのは走馬灯のようにすぎて行きました。
部活も引退し、人と話さなくなり…

5.何とか終わった就活

まあそんな中、最後の最後、11月の末にある一社から内定をもらえました。
それもまあまあな大手。

決まった会社はネットでの評判は良くなかったんですが、入ってみると良い人だらけで、面倒見も良く、めちゃくちゃ成長させてくれました。
「就活はご縁」と言うけど、本当に良い会社に入れたなあ…と思いました。

嬉しかったなあ…唯一の合格メール…

6.何が言いたいか

とりあえずこれから就活やる皆さん、自己分析大事とは言いますが、
やっぱりめちゃくちゃ大事です。方法は何でも良いんですが、自分のことを見つめ直すのは絶対にやりましょう。

そしてもう一つ。
就活に失敗しても別に大丈夫です。

人生は終わらないし、生きてりゃ良いことはあります。
この時代、最初に入る会社だけで人生左右される訳ないんすよ…
まあド派手に失敗するのもありだと思いますよ。

まあだって、私も今は何だかんだでマンガの編集やってますからね。
やりたいと思ったら、そこに人生はつながっていくんです。

だから、気張りすぎず
肩の力を抜いて就活しましょう。
人生なんて就活では左右されませんよ
就活生に幸あれ