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3Dプリンターの解像度と出力速度


積層プリンターの解像度


ノズルから出力されるフィラメントの太さ、
細かいほど積層痕が目立たず綺麗です。
私が使っているプリンターの推奨が0.2mmでした。

積層プリンターの出力速度

フィラメントの押し出すノズルの移動速度です。
早い程、プリント時間は減りますが、
その分、雑な仕上がりになります。
私が使っているプリンターの推奨は60mm/sでした。

試してみる

私が使っているプリンターは「BIQU-Magician」
最も安いプリンターの一つですが、もうAmazonでは取り扱っておりません。

マニュアル上では0.15mm設定の表記もあるので、
もしかしたらいけるのか?
と思い、色々試してみました。

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プリントする猫モデルも、データ量を増やし、
普段よりポリゴン数で多めに整しました。
約4万ポリゴン
今の時代からすると少なめですが、
私が普段扱う量からは、ちょっと考えられない数です。

0.15mm設定で出力
毛並みの様なモールドも残る感じで、普段より猫っぽく仕上がる予定でしたが、
積層にダマダマができてしまいました。

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ポリゴンの問題か、
解像度が不適切だったのか、判断できず、
丁度フィラメントが切れるタイミングだったので、
別なフィラメントで同一設定で出力した所、

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全体的にブツブツに・・・これは想定外で、
新しいので湿気も吸っておらず、むすろ条件は良いと思いましたが、
安いフィラメントだった為、相性がよくなかった様です。

0.15mm設定のまま、プリントスピードを半分にしてみました。

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半分の30mm/sにして試した所、
ダマは減り、比較的綺麗にプリントされました。
ただ、当然ながら出力時間も倍になります( ˘ω˘ )

元のフィラメントなら綺麗に出せそうですが、
なぜかAmazonで取り扱いが無くなり、手に入らなくなりました _(:3」∠)_

結果的に時間を有効に使うには、
標準設定でプリントするのが、無難。
よほど綺麗にプリントしたい時だけ、
解像度を高めにしてゆっくりプリントするのがベターな気がしました。

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積層のダマダマも遠目でみれば猫の毛っぽく見えなくもないので、
どれも猫っぽいので良いかな。


iPhoneでは寝てる以外の猫がスキャンしづらいが難点・・
他のポーズはモデリングしないとダメかな・・。


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