【じーじのボヤキ】ジェンダー平等時代の配偶者の適切な呼称は?
(孫) じーじは、ばーばのことを「奥さん」って言うの?
(じーじ)どうしたの?
(孫) ユーチューブに出ている人が「うちの奥さんで~す」と言っていたからじーじは何て言うのかなあと思ったの?
(じーじ)じーじは「妻」だね。noteでも意識的に「妻」と書くようにしている。
(孫) どうして?
(じーじ)英語なら夫がHusband、妻がWifeでシンプルなんだけど日本語には「Wife」を表わす言葉が沢山あるんだよね。でも巨人の長嶋さんは時代を先取りしていてね、昭和人なのに「ワイフ」って言っていたから先見性があったんだねえ!
(孫) 長嶋さん? 知らない。
(じーじ)ごめん、ごめん、そうだよね。じーじはね、SDGsだ、ジェンダー平等だ、多様性に寛容であるべきだとnoteに投稿しているので、意識的に「妻」に統一する癖付けをしているんだ。
(孫) またじーじのお話が難しくなってきたからもういい。
(じーじ)それはないよ~😅
英語だと夫婦を表わす言葉に迷うことはなく「My Wife」で済むのですが、日本語では夫婦の女性の方を表す言葉は「妻」「嫁」「奥さん」「女房」「家内」「かみさん」と多様です。
法的な書類には「嫁」とは書きません。続柄欄には「妻」と書きます。
「妻」を使った言葉に「拙妻」「愚妻」「良妻賢母」「恐妻家」「愛妻家」などがあるように、夫が配偶者を紹介する呼称では「妻」が一般的です。
ちなみに、all-guide.comの「妻と嫁と奥さんと女房と家内とかみさんの違い・使い分け」にはこんな解説がありました。
嫁は、息子の配偶者。夫の親が嫁いできた女性をいう呼称。
しかし、結婚したばかりの女性や、結婚した相手の女性(妻)を表す言葉としても、古くから使われており、あまり好ましくはないが、妻を「嫁」と呼ぶことは、必ずしも間違いというわけではない。
ただし、「夫」の対義語としては「妻」が正しく、「嫁」は「婿」の対義語になる。
奥さんは、他人の妻に対して敬っていう「奥様」のくだけた言い方で、軽い敬意含む呼称。
他人の妻に対する敬称なので、「うちの奥さん」などと、自分の妻のことをいうのは間違いである。
妻に対する尊敬語がなかったため、「奥さん」や「奥様」を使うことは正しいといわれることもあるが、自分の妻のことを他人にいう際、敬称を用いることはない。
女房は、同等や親しい間柄の相手に自分の妻のことをいう場合や、親しい人の配偶者を話題にする場合に用いる呼称である。
親しい人であっても、それが話し相手の場合には用いず、会話に入っていない第三者の場合に限る。
また、相手が目上の場合には、自分の妻を「女房」とは言わない。
女房は、元々、宮中で使用人の女性の部屋を表した。
そこから、使用人の女性を呼ぶようになり、自分の妻のことを表すようになった言葉で、「世話人」というニュアンスを含むため、現代においては好まれない呼称である。
家内は、目上の相手や、それほど親しくない相手に対して、ややへりくだって自分の妻をいう言葉。
家内には「家の中にいる人」の意味があるため、男性は家の外で働き、女性は専業主婦が当たり前の時代には使えたが、現代ではあまり適さない。
かみさんは、自分の妻や他人の妻を呼ぶ言葉。
ややくだけた言い方になるため、話し相手が親しい間柄の場合には使えるが、目上の相手には使えない。
元々は、目上の人を表す「上様」が変化した言葉で、商人・職人の妻や、女主人を「おかみさん」と呼び、「お」を除いて「かみさん」と呼ぶようになったものである。
そのため、かみさんは「かかあ天下」「尻に敷かれている」ということを匂わせる表現になるが、実際はそれをネタのように言っている場合が多い。
たかが呼称、されど呼称で、今のジェンダー平等時代に「家内」や「女房」は気を付けたほうがよさそうですよ、皆さん。
(じーじ)ママ~、お昼ご飯まだ?
(ばーば)私はあなたのお母さんではありません!
(じーじ)ばーばにしかられちゃった。
(孫) ばーばは、あなたのおばあ様ではありません。
(じーじ)どうもすいません😊
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▼20年以上前に聞いたサイゼリヤ創業者の講演を題材にした記事です。
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