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【じーじは見た!】前編:シンガポールを調べてみた⁉️

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

先日、私のお気に入りnoter「あつこ」さんがシンガポール旅行を満喫されました。

あつこさんが紹介してくれた「シンガポール」について、今はどうなっているのか少し調べてみようと思いました。

今回は、シンガポールについてです。

✅渋滞のない都市国家

あつこさんの記事にじーじがコメントしたようにシンガポールは自動車の数をコントロールしているので、日本のように高速道路が大渋滞といった事が起こりません。

じーじは、四半世紀前にアジアのハブとしてシンガポールに駐在事務所を置いて、ここを拠点にマレーシア等アジア・大洋州を飛び回ることを会社に提案して、設立させてもらったことがあるのです。

その時に、シンガポールには何度か行っていますので20数年前の知識はあります。

しかしアップデートされていないので、知っていると言っても今や大昔の記憶です。だからちょっと自動車の数のコントロールについてChatGPTに知識のアップデートをお願いしました。

シンガポールは自動車の数を制限するために、自動車所有権を取得するために高額なコストを設定しています。
これは一般的に「Certificate of Entitlement(COE)」と呼ばれるシステムです。
COEは、自動車を購入する際に必要な証明書であり、シンガポール政府が定期的にオークション形式で発行します。COEを入手することで、一定期間(通常10年間)にわたって自動車を所有および使用する権利が得られます。COEの取得は自動車購入の重要な要素であり、COEを持っていないと自動車を購入することはできません。
COEの価格は市場需要と供給に基づいて決まります。需要が高いときは価格が上昇し、需要が低いときは価格が下がるというメカニズムです。自動車の数を制限するために、政府はCOEの数量を制限し、その供給をコントロールしています。これにより、シンガポールでは自動車の数が相対的に制限されており、交通渋滞や環境への負荷を抑えることができます。
COEの価格は高額であるため、シンガポールでは自動車の所有コストが非常に高いと言われています。車両自体の価格に加えて、COEの価格が購入費用に含まれるため、自動車を購入する際には多額の費用がかかります。この制度により、シンガポールの道路は比較的交通がスムーズであり、公共交通機関を利用することが一般的です。
このようなシステムを導入することで、シンガポール政府は交通渋滞の緩和、環境への影響の削減、および公共交通機関の利用を奨励することを目指しています。

By ChatGPT

20数年前の記憶では、COEの方が余程高くてトヨタカローラが車両価格200万円に対してCOEが600万円もしてビックリしたのを覚えています。今はどれくらいしているのでしょうかねえ?

だけど都市国家で公共交通機関が発展しているので、自動車がなかったら生活できないといった日本の地方の問題などは当時からありませんでした。

✅シンガポールの基礎情報

四半世紀前のじーじの知識・経験ではありますが、この都市国家「シンガポール」は発展するなと当時直感的に感じていたのを良く覚えています。

外務省のシンガポール基礎データを眺めてみましょう。

1 面積
約720平方キロメートル(東京23区と同程度)
2 人口
約569万人(うちシンガポール人・永住者は404万人)(2020年)
3 民族
中華系76%、マレー系15%、インド系7.5%(2019年6月)
4 言語
国語はマレー語。公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語。
5 宗教
仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教
6 主要産業
製造業(エレクトロニクス、化学関連、バイオメディカル、輸送機械、精密器械)、商業、ビジネスサービス、運輸・通信業、金融サービス業


※ 2022年一人当り名目GDP(IMF統計)単位はUSドル IMF統計より
  ・シンガポール 82,807ドル
  ・USA     76,348ドル
  ・日本     33,821ドル

GDPが高いから必ずしも幸せということではないとは思いますが、随分シンガポールに差を付けられました。

じーじが2000年の頃に感じた「この都市国家は発展するな」との印象どおり過去20年のシンガポールの発展速度は凄かったのです。

グラフで日本と比較してみるとその差が歴然です。

シンガポールの一人当りGDPのUSドル換算推移
世界の経済のネタ帳より抜粋
日本の一人当りGDPのUSドル換算推移
世界の経済のネタ帳より抜粋

日本とシンガポールの勢いの差を感じるグラフでしょ。

✅シンガポールの弱点は?

じーじがシンガポールに出張していた頃によく言われていたのは、シンガポールは子どもの自殺率が高いということでした。

超学歴社会で日本で言うところの中学受験に失敗してしまうと子どもが人生に絶望してしまって自殺するんだといった話を現地で聞いたものでした。

ところが、今の自殺死亡率の世界ランキングを見てみると日本の方が困った数字でした。

2019年人口10万人あたりの自殺死亡者数
・韓国     28.6(ワースト4位)
・米国     16.1(ワースト23位)
・日本     15.3(ワースト25位)
・シンガポール 11.2(ワースト54位)

格差による貧困に悲観した自殺という側面では、2000年以降の経済優等生「韓国」の方が問題がありそうですね。

シンガポールは豊かな国だけれど貧富の格差が大きくて、学歴社会で子どもは受験に失敗したら自殺するし、一党独裁で無理やり愛国者にさせられているんじゃないのといった情緒のイメージではなく、しっかりと政策を見ていかないと、その発展の秘密は分からないのでしょうね。

さて、シンガポールに弱点はないのでしょうか?
実は、唯一日本よりも深刻な数字があるのです。
それは、出生率なんですよね。

シンガポール統計局によると、2022年の永住権者を含む出生率(合計特殊出生率)は暫定値で1.05と、過去最低を更新した。政府は2023年度政府予算案(2月14日発表)で、育児支援金の増額を発表した。また、政府が給与を助成する父親の育児有給休暇期間を2025年1月1日から4週間へ延長する。

ジェトロビジネス短信より引用

都市国家と言えども人口減少は問題が多いハズですが、シンガポールは少子高齢化だけれど人口減少を避けてきました。いったいどうやって労働力を確保してきたのでしょうか?

基礎情報のところに書いた「人口 約569万人(うちシンガポール人・永住者は404万人)(2020年)」にヒントがあって人口570万人の国で永住者は400万人、その差の170万人、人口の約30%がテンポラリーな外国人労働者だということなんですね。

詳しくは、後編で見ていきましょう。

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