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【じーじは見た!】シリーズ:政治・経済・環境について

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じーじの初期投稿シリーズは「日米比較・環境問題」54本に始まり、1985年から2020年までを振り返る「その時あなたは何してた?」シリーズ36本へと続くお堅い内容でした。 その間…
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#環境省

【じーじは見た!】番外編:サイトマップ⁉

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉ さて、夏休みを利用して、これまで投稿してきたコンテンツのサイトマップ作りをしました。 先週は「note川柳」シリーズと「じーじのボヤキ」シリーズのサイトマップを投稿しました。 そして本日は「じーじは見た!」シリーズのサイトマップです。 こうやっておくと自分でもnoteの振り返りが楽ですし、興味を持ってくれた読者が過去記事へアクセスしやすくなるかなと思っています。 マガジンの先頭にサイトマップを固定し

【じーじは見た!】 後編:省庁のホームページに見る国民への寄り添い度⁉

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉ 今回は、じーじがいつも徘徊している中央省庁のホームページ(経済産業省、環境省、首相官邸)に財務省、厚労省、内閣法制局のホームページを加えてじーじが勝手格付けをしてみました。 本編は後編です。前編から読んでいただくと話が繋がります。 さあ、6つのホームページを格付けしてみましょう。 ✅内閣法制局のホームページ⁉実にシンプルなホームページです。 内閣法制局というのは、企業のライン&スタッフ組織図でいうと

【じーじは見た!】 後編:デジタル田園都市国家構想をご存知ですか?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉ 昨年11月から開催されている「デジタル都市国家構想会議」を一緒に確認していきましょう。 本編は後編です。前編からご覧いただくと話が繋がります。 ✅知事会を代表して平井(鳥取県)知事は何と言っているのか?前編では、中央官庁の事務局が準備した資料を中心に見てきたので、後半は委員の意見を見ていくようにしましょう。 平井さんは、人口の少ない鳥取県知事ではありますが、発信力がある方なのでよくテレビにも論客として

【じーじは見た!】 プラスチックスマートはどうなった?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉ ウクライナ情勢が心配です。世界はどうして「協調」よりも「対立」が好きなのでしょうかねえ? さて、昨年4月「じーじは見た!」シリーズを始めた最初の投稿は「環境省HPからの推奨動画⁉」というタイトルでした。 当時、環境大臣は小泉進次郎さんでした。 小泉さんは、経済産業省と対立するのではなく連携して「地球温暖化」防止への動きを加速していくことを目指していました。 「環境」か「経済」かではなく「環境」と調和

【じーじは見た!】久しぶりに「脱炭素ポータル」を見て思ったこと⁉

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。 久しぶりに環境省の「脱炭素ポータル」を見てみると2021年9月28日に新設された「ゼロカーボンアクション30」というサイトが目立ちました。 中味を見てみると「再エネ最優先」の環境省の姿勢がよく分かりました。 しかし、すごく言葉足らずでこのままではみんな勘違いしてしまう「0円ソーラー」という表現がありすごく嫌な感じがしました。 ちょっと中味を見てみましょう! ✅まずはサイトのイメージ⁉ じーじは、再

【じーじは見た!】 後編:こども環境白書は次いつ出るの?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。 こども環境白書の最新版を探してみたものの予算が付かずに2019年版からの更新はされていませんでした。 こんなところで予算をケチられているとは思いませんでした。 本編は後編です。前編を読んでいただいてから先に進んでいただけたらと思います。 さて、こども環境白書は更新されていませんでしたが、子供たちに「こども環境白書」で学んでほしいことをじーじなりに記してみました。 1️⃣環境負荷を最小化するには全体最

【じーじは見た!】 前編:ポスト小泉大臣の環境省はどうなるか⁉

小泉進次郎さんの環境大臣、良かったですねえ。 行動力があって、聴衆を引き付けるスピーチ力、英語力、外国の要人とやり取りできるディベート力、原稿を読まずに記者とQ&Aできる環境行政に対する理解・見識もありました。 COP25での屈辱から環境政策について自身の信条を明確に持って役人をまとめあげてきたマネジメント力、日本の歴代環境大臣の中でも大したものでした。 じーじが偉そうに言うことでもありませんが、あまりマスコミから褒められていなかったのはすごく残念でした。 そんな小泉

【じーじは見た!】 後編:ポスト小泉大臣の環境省はどうなるか⁉

小泉元環境大臣の後任には、二階派の山口壮(つよし)さんが任命されました。 第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では小泉さんの自信に満ちたスピーチが披露され、それでも「化石賞を受賞」と負の側面ばかりを報道する低レベルのマスコミ報道となるハズでした。 しかし晴れ舞台には山口壮環境大臣が終盤に駆けつけて得意の英語で各国の閣僚との会談をこなしたものの、地味な存在なので、ほとんどマスコミは報道しませんでした。 じーじが代りに帰国後の山口大臣の記者会見を要約します

【じーじは見た!】 前編:NDCをご存知ですか?

COP26の閉幕と同時に燃料価格が急騰しています。ガソリン価格、電気代、ガス代の値上げによる家庭の負担増加が話題になっています。 エネルギー問題とも密接に関係する気候変動問題⁉ 日本政府はCOP26に向けて国連に提出するNDC(国が決定する貢献)決定に際して、次の3つを10月22日に閣議決定しました。 1)第6次エネルギー基本計画(主管官庁:経済産業省資源エネルギー庁) 2)地球温暖化対策計画(主管官庁:環境省) 3)パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(主管官庁:

【じーじは見た!】 後編:NDCをご存知ですか?

日本政府はCOP26に向けて国連に提出するNDC(国が決定する貢献)を決定するに際して、次の3つを10月22日に閣議決定しました。 1)第6次エネルギー基本計画(主管官庁:経済産業省資源エネルギー庁) 2)地球温暖化対策計画(主管官庁:環境省) 3)パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(主管官庁:環境省) NDCの基になる閣議決定3つの内、今回は環境省が主管官庁としてまとめた地球温暖化計画と長期戦略を確認しています。 本編は後編です。前編を読んでから合流いただけたら

【じーじは見た!】 前編:地域脱炭素ロードマップを知っていますか⁉

環境省の脱炭素ポータルから最新情報のアップデートを確認したところ国・地方脱炭素実現会議で「地域脱炭素ロードマップ」が決定したという記事がアップされていましたので内閣が変わる前に紹介しておきます。 ✅地方からはじまる、次の時代への移行戦略⁉再エネをめぐる現下の情勢は、課題が山積(コスト・適地確保・環境共生など)。国を挙げてこの課題を乗り越え、地域の豊富な再エネポテンシャルを有効利用していく 再エネをめぐる課題山積という状況を共有して、それを乗り越えて地域の再エネポテンシャル

【じーじは見た!】 後編:地域脱炭素ロードマップを知っていますか⁉

首相が誰になるのか? 新内閣では小泉環境大臣はどうなるのか? 気になりますねえ⁉ 小泉環境大臣肝いり自画自賛の「地域脱炭素ロードマップ」の後編です。 前編から読んでいただいた方が話が繋がっていいと思います。 ✅脱炭素の基盤となる重点対策の全国展開⁉ ここに書かれていることは、脱炭素社会への移行措置として私たちの生活をどのように変えていくのかというポイントがまとめられています。 それぞれの項目毎に目標が「絵姿(えすがた)目標」という言葉で示されています。 ①屋根置き

【じーじは見た!】 前編:IPCC AR6に向けてのWG1報告書 ~気温上昇の速度がこれまでの予想より早そうだ⁉~

IPCC(気候変動の政府間パネル)が発表している気候変動問題に関する評価報告書は、2022年に第6次評価報告書(AR6)が発表されます。 AR6は3つのWG(ワーキンググループ)の成果発表です。 WG1(第1作業部会):気候システム及び気候変動の自然科学的根拠についての評価を担当 WG2:気候変動に対する社会経済及び自然システムの脆弱性、気候変動がもたらす好影響・悪影響、並びに気候変動への適応のオプションについての評価を担当、つまり災害の激甚化にどう対応していくのかを検

【じーじは見た!】 前編:環境白書の最新版(2021年発行) ~小泉さん本当に頑張っている⁉~

先日、テレビを見ていて「次の総理は誰か」という議論の中で「若者に人気の河野さん、小泉さん」という表現を耳にしました。 若者に人気の河野さんと小泉さんに共通しているのは、WEBを使った露出と単に積上げの改善だけでなく、将来のありたい姿を示して、高い目標に挑もうとしている政治家だからではないでしょうか? そんな小泉環境大臣が担当する環境省から年に1回発行される「環境白書」の最新版を見てみましたので紹介します。 ✅環境白書が1年で大きく変わった⁉今回紹介するのは「令和2年版」